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パリのイメージといえば「かわいい」「おしゃれ」といったイメージ。でも実際、現地へ行ってみたらズレていることも多々あったりします……。そこに焦点を当てたフリーペーパーが『Noisette Press(ノアゼット・プレス)』。日本で暮らしつつ、パリの違う一面を知りたい方におすすめです。
紙面には様々なコーナーがあるのですが、特に私が好きなのがフランス人落語パフォーマー、シリル・コピーニさんが担当する「お・と・なのフランス語」。東大に通うフランス人学生ロリアンヌさんが日本社会を切る「東京アバンチュール」もいい感じ。どちらも言いたいことを言っています!
その他には、同紙を発行する「ノアゼット」代表・吉野さんのパリ滞在時の体験をつづった「毎日パリで困ってました」や、一面のパリジャン/パリジェンヌのインタビューは、フランスの意外な面や下世話な話題が出たりして、とても親しみやすい内容です。フランスでの育児事情の連載もあって、子育て中の人には興味深いはず。
同紙を読みつつ、フランス慣れしてからフランス旅行や留学などに行くと、現地での日仏ギャップをすんなり理解できるかもしれません。ノアゼット・プレスはパリ市内の日系食材店・飲食店と、日本全国のフランス関連のお店などで配布されているので、手に取ってみてください。