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テレジーンは、チェコ北部にある都市です。
第二次世界大戦時には、ナチス・ドイツの強制収容所があり、14万人以上のユダヤ人がこの強制収容所へと連れてこられました。
小要塞側にある収容所の入り口には、ドイツ語で"ARBEIT MACHT FREI"すなわち、"働けば自由になれる"という標語が掲げられています。
部屋の内部には、かつて使用されていたベッドが残っています。内部は薄暗く、また冬は大変冷え込んだことが予想されます。
小要塞及び大要塞には、この収容所に関する博物館が点在しており、ここに連れてこられた人々の生活の一部を垣間見ることができます。
この地を訪れることは、決して楽しい気持ちになるばかりではなく、むしろ深い悲しみを感じることになるかもしれません。しかし戦後70年の今、テレジーンを訪れることで戦争や平和について、一個人として何か考えを持つきっかけになるかもしれません。