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クリスマスとコイ話

ART SURVIVE BLOG

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プラハ特派員

更新日
2012年12月24日
公開日
2012年12月24日
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クリスマスですね。

プラハでは毎年恒例の光景がやってきました。

毎年クリスマスの時期に開かれる「生鯉の屋台」です。

普段はお肉の食事がよく食べられるチェコですが、クリスマスの食事は鯉(kapr:カプル)のフライをいただくのが伝統です。そのため屋台の前にはたくさんのお客さんが行列をつくります。

バケツのなかで泳ぐたくさんの鯉。この中から捌いてもらう一尾をチョイス。

新鮮な鯉をその場ですぐに捌いてくれるお兄さん。まだ鯉はぴっちぴっちしています。

昔は生きたままの鯉を買って家に持ち帰り、しばらく自宅のバスタブで泳がせてからクリスマスイヴに捌いて食べる習慣もあったとか。

今は寒空の中、お兄さんが奇麗に捌いて売ってくれます。一尾約270コルナ(1000円以下)くらい。私も捌いてもらった鯉を家でおろしたのですが、包丁を入れたら尾びれが「びたん!」て。。まだ動いてる。。

ごめん。と思いながらおいしくいただきました。

ここで鯉のフライの写真!をアップしたかったのですが、今日はどうしても刺身で食べたくなってしまって、、「鯉のあらい」(刺身をお湯につけたあと氷水につけて身を締めたもの)にしていただきました。食あたりが心配でしたが、異常なくとても美味しかったです。もうクリスマスは関係なくただの日本人の食事ですね。。

チェコは内陸なので、普段の生活ではなかなか新鮮な生魚をいただく機会がありません。

この光景を見ると、今年もクリスマスがきたな、いよいよ年末だなと感じます。

それでは素敵な夜を。。メリークリスマス!

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