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こんにちは。シェムリアップの案内人・西村です。
先日、仕事の関係でプノンペンとシェムリアップを行ったり来たりしておりまして、ふと久しぶりにボートでトンレサップ湖を縦断してみようと思いつき、行ってまいりました。僕が最後に縦断したのがたぶん8年ほど前、あれから何か変わったのか。たぶん何も変わってないのかなとも思ったのですが、その結果を紹介していきたいと思います。
実の所、プノンペン、シェムリアップ間の移動の場合、バスだと5~15$(約8~9時間)、バンだと7~12$(約6~7時間)、飛行機だと100$程度(約40分)となり、このボートなら35~40$(約6時間)となり、こんな中途半端な金額で、移動しようとする人はよっぽどの酔狂な旅人でないとなかなかいません。
そのため、以前は数社あったボート会社も今は交代で運営し、お客さんを一隻に集めています。
ちなみに、ボートチケット代は35$~40$程度、8年前は大体25$だったので10$ほど値上がり。そして10年前は大体18$位だったので、倍近くとなってます。
さて、ここからが旅レポです。
こんな長い船で屋根にも乗れます
中はこんな感じで100人以上乗れます。奥にはきちんとトイレもあります
プノンペン港からは、トンレサップ河の上流へ進んでいきます。まずは日本と中国の橋の下をくぐっていきます
船長ルームはこんな感じ、ガラスも何もない所で前を見ながら運転。鳥とか虫が飛び込んでこないか心配・・・
ちなみに、お腹が空いた人は、お菓子も1$程度から売ってます
飲み物も1$から。意外と良心的価格です
モスク+民家のコラボ
パゴダ+民家のコラボ
漁の様子
約3時間でコンポンチュナンに到着。ここでも降りたり、乗船したりできるので、シェムリアップから一泊二日の旅とか行きたい人はお勧めです
トンレサップ湖の水平線・・・
コンポンチュナンを過ぎるとトンレサップ河も終了し、大海原?にでます。風があると波が出て本気で揺れます
大海原を3時間ほど行くと、シェムリアップのチョンクニア水上生活村エリアに到着
港に到着すると、客待ちの運転手たちがわんさか寄ってきます。ここから町までは約10KMとなり、なんらかの移動方法が必要です。片道5$位が相場と思いますのでぼったくられないように気を付けてください。
という事で、変わったことと言えば、値段だけで、風景(途中に橋が2~3増えたけど)などはほぼ変更なしで、昔のカンボジアが味わえました。
でもって、補足・・・。
☆ 実は、プノンペンの港で事前にトゥクトゥク手配が3$でお願いできます。しかし、なぜ3$と安いかと言うと、この運転手は観光客に対しアンコールワットなどの観光を売りつけるからその値段なのです。
ちなみに、在住者である僕が乗った途端、マジ切れして、ぶつくさずっと言ってる・・。
「お前は在住者だ、どうせ明日のツアー買わないんだろ、降りろ。乗るな」(僕の心の声:プノンペンで3$払ってるからヤダ。どうせ返金しないだろう)
「何で在住者がボートに乗るんだ」(俺の勝手だ。たまには乗ってみたいんだ)
「知り合いに向かえに来てもらえ」(本当は呼ぶつもりだったが、港で薦められ無理やり買わされたんだ)
「お前を乗せることで、俺は損をした。チップをよこせ」(適正価格の5$-3$=2$は払うつもりあるけど、そんなにぐちぐち言われると気持ちよく払えない・・・。ついでにもうトンレサップ湖の港に来ているから、今から誰も乗せずに帰るのは、あなたの方が損するでしょ!)
「二度と乗るな」(ムカムカ!!)
などなどの悪態三昧・・・。
ちなみに、空港から空港タクシーに乗った時も全く同じ状況になるので、在住者はとても不便で、全く快適でない帰宅となります。
とは言え、トンレサップ湖縦断は個人的にはお薦めです!
ゼヒゼヒ!
※ ご一読いただいた方、コメントお待ちしております。