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インド祭りでジャターユモークシャを見るの巻

西村 清志郎

西村 清志郎

カンボジア特派員

更新日
2014年2月17日
公開日
2014年2月17日
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こんにちは。シェムリアップの案内人・西村です。

本日は、14日にソフィテルホテルであったインド祭りのショー、「ジャターユモークシャ(JATAYU MOKSHAM)」をご紹介します。

まず、ジャターユは鳥の王の名前、そしてモークシャは解脱を意味します。つまり、ジャターユの解脱(生と死のサイクルからの完全なる解放であり、魂が到達できる最高の目標地点となり、正しい信念、知識、努力しなければこの状態にはならない)という事です。

と言っても、ジャターユってなんなんだってことになるとは思うのですが、こちらはインドの叙事詩、ラーマヤナに登場する鳥の王で6千歳を超します。

ダンダカの森に棲んでいたのですが、たまたま来たラーマ王子と友達になり、ラーマの妻のシータを守ると約束。魔王ラーヴァナがシータを連れ去る時にはラーヴァナと戦ったが、ラーヴァナの背中に大きな傷を負わせ、腕も食いちぎったのです。しかし、その後ラーヴァナの応戦により、翼を切られ、地上に落ちました。あとから駆け付けたラーマの腕の中で死んでいきました。

で、ラーマヤナって何って人も出ると思うのですが、それは是非ウキッてください。

ジャターユとラーマ

シュールパナカー(ラーヴァナの妹)顔は怖いけどいい人

ステップは素晴らしい

ラークシャサの王ラーヴァナ

マーリーチャ(黄金の鹿に化けている)

シータがラーヴァナに連れ去られるシーン

このラーマヤナと言う話をじっくり読むと、主人公のラーマって決していい人だと思わないし、妻のシータもとんでもなく賢くないし、他の登場人物も本当に普通で、本当に人間界の縮図だなと感じますが、その中にいろんな話を盛り込むことで、なりたっているんだなって思います。

こちらインドからクラシカルダンスチーム、カラクシェトラ(Kalakshetra)が来て、カンボジアでプノンペンとシェムリアップでの公演となっているのですが、それぞれシーンが異なり日替わりショーとなってます。

とりあえず、ショーは素晴らしかったので時間がある人はぜひ、見に行ってください。

次は2月17日から19日まで18時より2時間ほどプノンペンのチャットモックシアターでの開催(入場無料)だそうです。

※ ご一読いただいた方、コメントお待ちしております。

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