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カンボジアの地酒、クメール焼酎を楽しもう

西村 清志郎

西村 清志郎

カンボジア特派員

更新日
2011年2月22日
公開日
2011年2月22日
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写真上から、スラー武王、ソラークマエ、原材料のキャッサバ

最近、カンボジアで日本技術導入が盛んです。

JICAや日本財団による、さまざまな活動はもちろん、民間でもいろんなものが入ってます。

なかでも、酒好きの方への耳寄り情報がこちら、クメール焼酎の発売です。

まずは「スラー武王」、名古屋大学農学国際教育協力研究センターとカンボジアの王立農業大学が連携して開発したクメール焼酎となり、昔からある伝統的焼酎の味に、手を加えることなく造られた味です。村人が現金収入を得られるように、またプロ意識をもって製造できるようにと、きちんと品質管理を行い販売しています。

次に、「ソラークマエ」、カンボジア西部バッタンバン州タサエン村で生まれたキャッサバ焼酎。地雷撤去後の大地にキャッサバを植え、村が自立発展するためにと、元地雷撤去家、高山さんの指導のもと始められた焼酎です。愛媛の酒造メーカーによる技術協力もあり、日本人にも好まれるお味。

他に、カンボジア人の経営する「アンコール焼酎」もあり、それぞれシェムリアップのお土産物屋さんで販売されています。

あ、ちなみに「スラー(もしくはソラー)」とはカンボジア語で酒の意味です。

クメールの酒を楽しみたい方、是非トライあれ。

スラー武王 Sraa Takeo

原材料:米

アルコール:25%および40%

内容量:500ml

金額:12$(25%)、15$(40%)

ソラークマエ Sora Khmer

原材料:キャッサバ・米麹(黒麹)

アルコール:37%

内容量:700ml

金額:15$

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