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カンボジアの郵便局と内職

西村 清志郎

西村 清志郎

カンボジア特派員

更新日
2010年12月13日
公開日
2010年12月13日
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カンボジアの郵便局

最近微妙に観光客に人気があるのが、観光中に日本に絵はがきを送ると言うもの。

気にいったはがきを10~50セントくらいで買って、3000リエル(6~70セント位の切手を張って送ります。

でもこれがなかなかめったに届かない。紛失はもちろん、マグロや鯨の様な回遊魚状態で世界を周遊してから忘れた頃に日本に到着ってことも良くあります。聞いた話だと半年以上周遊していたと言うのもありました。

実に不思議な現象です。

で、その郵便局のおばちゃん達のじみーにでも堂々とした内職に、たまに出る記念切手をとり置きし、まとめて高く売ると言うのがあります。

カウンターに行けば分かりますが、アンコールワット、プレアヴィヒア寺院、国王などなど、ちょっと大判の珍しい切手がところ狭しと並び、正規価格の5倍くらいで販売し、その差額がポケットに入ると言うもの。

ちなみに、記念切手でない普通の切手で送ろうとすると、チッっと舌打ちされます。

さらに、運悪く欲張りおばさんにあった場合(見た目では分からない)、ドルしかない場合、お釣りが無いと言い切られ、それでも粘ると帰れと言われます。

カンボジアの公務員、スゲーと感じる瞬間です。

日本で生きてる皆さん、日本の良さに気づいてくださいませ。

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