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2人が出てきたので、そのまま近くの市場へいく。少しだけ活気のある市場屋台ではドーナツが山積みになって売られている。ドーナツ屋台でねもととピーロムが朝のおやつを買っている。そのまま、市場を抜け、バンテアイチュマール寺院まで歩いていくと人々が寺院のお堀から電動ポンプで水を組み上げている。そのイメージ写真が欲しくてここまで来たのだが、欲しかった写真は手で水を補給するものであったが、現実は電動ポンプであった。発展したものだ。そのまま市場近くの屋台に戻る。大きな木の下に並べられた屋台では多くの人々が、朝食をとっており、早朝からうろついている外国人を興味深そうに眺めながら、話をしている。どうもこの辺りの井戸端会議所も兼ねているようだ。
クイティウ(米からできたラーメンのようなもの)を頼み少し待つ。慣れた手つきのおばちゃんがちゃちゃと深いお皿にスープを入れ、ささっと麺を投げ込む。たたたっと焼き豚を切り、もやしと一緒に麺の上にのせると一丁上がり。三人に順に配っていく。ピーロムはお好みで、オレンジ色のチリソース、ライム、お塩と砂糖を入れている。食べながら、おばちゃんを見ていると、小さなプラスチック袋に麺とスープを分けて入れている。どうやらクイティウテイクアウト屋もやっているようだ。
食べ終わり、宿へと足を運ばせる。途中、ねもとが大柄黒緑のチェックシャツを買っていた。昨日のシャツの汚れを考え、あまり汚れが目立たない物にしたかったのだろう。