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山岳民族とゾウ、そしてカンボジアの避暑地 モンドルキリ(Mondorkiri)
モンドルキリはカンボジアの東部に位置し、ベトナムに国境を有する。州の人口は4万人ほどで、内80%近くは山岳民族からなる。プノン族をはじめ、他にも異なった10の部族があり、それぞれに異なった生活様式、言語、文化が残っている。モンドルキリの意味は「山に出会う」。名のとおり標高800mの山が連なる高原地域であり、夜はかなり冷え込む。州都であるセンモノロムまでは乾季でプノンペンから車で約9時間、雨季には約12時間となり、途中コンポンチャムを経由することとなる。スヌールまでは舗装道だが、そこから州都までの道は赤土となり雨季はかなり厳しく、4WDでもかなり難しいが、今後は高原リゾート、エコツーリズムとして注目される場所となるだろう。
おもな見どころは、カンボジア人がNo.1の滝と称する、ブースラーの滝と周辺にあるいくつかの小さな滝。あとは象の村と山岳民族。