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【ご注意】ローマの地下鉄営業時間変更のお知らせ(11月25日まで)

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2015年10月14日
公開日
2015年10月14日
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先日、こちらでローマの地下鉄(A・B・C線)の営業時間についての最新情報をお知らせしたばかりなのですが、まもなく "慈しみの特別聖年" に入る為、ローマ市は地下鉄のメンテナンスに取り掛かることになりました。

今日は、この地下鉄の営業時間の変更についてお知らせしたいと思います。

↑ ローマ中央駅テルミ二駅の地下鉄A線のホームで地下鉄を待っているところです。(撮影:2015年8月)

先日のブログ(こちら)では下記のようにお知らせしました。

ローマの地下鉄の営業時間:

地下鉄A線 (Anagnina駅 – Battistini駅) ⇒

5:30~23:30まで。金曜日の夜と土曜日の夜は深夜1:30まで営業。

*目安として、運行間隔は平日日中は約3分30秒ごと、22時以降は約8分に1本。日曜・祝日の日中は約5分に1本。

地下鉄B線(Laurentina駅 – Rebibbia駅)、B1線(Laurentina駅 – Jonio駅) ⇒

5:30~23:30まで。金曜日の夜と土曜日の夜は深夜1:30まで営業。

地下鉄C線(Lodi駅 – Pantano駅) ⇒

5:30~23:30まで。(金曜日の夜と土曜日の夜も)

ところが、2015年10月18日より地下鉄が閉まる時間が早まることになりました。

地下鉄A線、B線、B1線は営業時間は22時30分までとなります。ただし土曜日の夜は、深夜1:30まで運行する予定と発表されています。

また、C線は去年から今年にかけて新しくオープンしたばかりということもあり、このメンテナンスの影響を受けない為、営業時間の変更はありません。

この地下鉄のメンテナンスが終了する予定の11月26日からは、通常通りの深夜1:30までの営業に戻ります。

もう暫くすると、特別聖年「慈しみの聖年」(2015年12月8日~2016年11月20日の1年間)に入りますので、ローマでは地下鉄などの公共交通機関や幹線道のメンテナンスが始まっています。

世界中から巡礼者さん、観光客さんがいらっしゃるので、ローマ市とバチカン市国は今、大忙しです。

↑ 2015-2016年は特別な聖年となることを今年3月に発表された、フランチェスコ ローマ法王。

"それは神のいつくしみの聖なる1年となるでしょう。この1年を私達は主のみことばの光に照らされて生きるでしょう。「あなた方の父が憐れみ深いように、あなた方も憐れみ深い者となりなさい(新約聖書 ルカ 6,36)」。"

(お写真はバチカン放送局ホームページより借用)

"聖年"とは、ローマを訪れる巡礼者に特別の赦しを与える年で、大赦の年のことです。

カトリック教会では、25年に一度、聖年が開催されています。

聖年は罪の赦しとその償いの免除の年、互いに争っている人達の和解の年、様々な回心の年で、特別なお恵みがある年です。

近年で一番最後の聖年が開催されたのは、15年前、2000年のヨハネ・パウロ2世ローマ教皇の時代で、この年は特にミレニアムの節目でキリスト生誕2000年でもあった為、"大聖年"と呼ばれ、多くの人がローマを訪れました。

"聖年"は喜びの年ともいい、全ての人にとって回心するチャンスを与えられています。

このスペシャルな機会にローマを訪れてみませんか?

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