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イタリア現地ツアー「1日で行く!ローマ発:ポンペイ遺跡・ソレント・カプリ島/青の洞窟・ナポリ」最終回

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2015年8月31日
公開日
2015年8月31日
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3回に渡りお届けしている、イタリア現地発着ツアー 「【ローマ発】ゆったりバスで行くカプリ島、ポンペイ、ソレント、ナポリ1日観光ツアー 詳細」 ですが、本日(最終回)は、青の洞窟の入場からナポリでの夕食までをまとめたいと思います!

(前回までの記事:その1 こちら、その2 こちら

↑ 前回(その2)では、青の洞窟の前に中型のモーターボートで到着するところまでお届けしました。

ツアーに参加した時期が、夏休みのど真ん中で観光シーズンでもあった為、それはたくさんの観光客が青の洞窟を訪れていました。

私達は入場する順番が来るまで、モーターボートの上で待機して、洞窟の中に入ったり出たりする人達を観察することにしました。今、水色の手漕ぎボートが一艘出て来たところです。洞窟の入口の左側のボートはこれから入場する人達です。

↑ 写真でもお分かりいただけるように洞窟の入口は非常に狭いので、一度に一艘しか出入りが出来ません。中から連続して出て来るボートがあるので(写真でも洞窟の中にうっすらと白いボートが見えます)、入口の左側で待機しているボート漕ぎのおじさんです。

↑ おじさんはやがて順番が来たので入って行きました。そろそろ私達の順番も来る頃です!

"地中海"というと基本、陸地に囲まれた海なのであまり水は綺麗でないイメージがあるかもしれませんが、決してその様なことはありません。例えばイタリアのサルデーニャ島のエメラルド海岸は気絶してしまいそうな美しさです!

サルデーニャ島・エメラルド海岸の写真(Googleの画像検索より)こちら

↑ 中型のモーターボートから手漕ぎボートに乗り換えました。いよいよ筆者も入ります!

筆者は小さなお子様がいらっしゃるご家族さんとご一緒させてもらいました。

ボートの真ん中には典型的なイタリア人男性のイメージを持つ、陽気で情熱的で華やかな(?)ボート漕ぎのお兄さんが、そして筆者は後方の左側に座りました。もう入口はすぐ目の前!

お兄さんが私達に日本語で、「アタマ、サゲロ!(頭下げろ!)」と怒鳴ります。

↑ 洞窟内にボートは "スルッと" 飲み込まれていくように入りました。恐ろしいです・・・。

明るいところから暗いところへ急に入ったので目が慣れません。するとお兄さんが「ウシロ、ミロ!(後ろ見ろ!)」と怒鳴ります。そして後ろを振り返ってすぐに撮った一枚がこちらの写真です。

洞窟内に持ち込んだカメラは、待機していた外部と洞窟内の温度差でレンズが曇っていました。

↑ 青の洞窟の大きさは長さ54メートル、高さ15メートルです。ボートが洞窟内を一周してくれるのは僅か数分なので大急ぎでレンズの曇りを拭き取り、撮影した写真です。

筆者達の後から入って来るボートがまるで浮いているかのように見えます!

↑ 一生懸命、シャッターを切り続けました!

↑ 一周を回り終え、洞窟から出て行くところです。

洞窟の海面下から入った太陽光線が透き通った水を通して放つ不思議な青い光は、幻想的でミステリアス、数分ですが忘れられない体験となりました。

↑ 全員が青の洞窟の入場を終えると、中型のモーターボートに乗り、再びカプリ島のマリーナ・グランデ港に戻ります。次はもっと早くて大きな高速船に乗り換えて、カプリ島からナポリへ向かいます。所要時間は約45分です。やはり海の旅はいいですね、気分がさっぱりします!カプリ島ともお別れです。

青の洞窟

詳細をみる
住所
Banchina del Porto
電話番号
081-8370634

↑ ナポリに到着しました。

夕食は卵城やヴェスヴィオ山が目の前に見える、サンタ・ルチア地区のレストランです。

↑ レストランの前に広がるヴェスヴィオ山のパノラマです。

↑ アンティパスト(前菜)です。

おいしそうな食べ物を目の前にすると、いくらでも食べれる気がして来ます・・・。

中央の白いものはモッッアレッラ・チーズです。イタリア南部産の水牛や牛のお乳で作る、柔らかくて水分たっぷりなフレッシュチーズです。

↑ ピザといえばナポリ生まれ。おいしいピザをいただきました。写真は4種類のチーズという意味の、クアトロ・フォルマッジ(Quattro Formaggi)です。

↑ ローマへの旅路に着きます。写真は車中から見た "ナポリの新市街" といわれるゾーンです。

今回はローマから日帰りで、ポンペイ遺跡、ソレント、カプリ島、ナポリの4都市を廻るツアーでした。心に残った場所は、やはりカプリ島の青の洞窟です。美しいブルーの色は日本語でどう例えたらいいのか分かりません。コバルトブルーというのでしょうか?

皆さんもご機会がありましたら是非、素敵なものがいっぱいのイタリアをご訪問下さい!!

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