• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その4 スリッパの形の大きなパイ、チャバットーネ

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2015年6月11日
公開日
2015年6月11日
AD

イタリアのバール(Bar)は近所の人達とおしゃべりをしながらコーヒーを飲んだり軽食もとれる、いわば社交場のような役割を果たしています。イタリアでは一般的にケーキやクロワッサン、タルトなどの "甘い朝ごはん" で一日が始まりますので、バールで朝食を摂ることも多いです。

"ローマのバールで良く見かけるスイーツ"シリーズの4回目は、チャバットーネ(Ciabattone)というパイの一種をご紹介したいと思います。

イタリア語でチャバッタ(Ciabatta)とはスリッパの意味です。

大きなスリッパそっくりなその形状が、"チャバットーネ"の名前の由来となったと思われます!

ちなみに"チャバッタ"という食用のパンなど、他にもスリッパの形から同じく"チャバッタ"と呼ばれているものもあります。

↑ 横幅は15cm位ある大きなパイです。前回その3でご紹介したお菓子、"さくさくの食感の扇形のパイ、ヴェンターリオ"同様、イタリアではパイもポピュラーです。

↑ パイの膨らんで盛り上がった部分にはカスタードクリームが入っています!

ずっしりとした朝ごはんです。

↑ イタリアではハートのマークでおなじみの、ユニリバー・イタリア(Unilever Italia)のアルジダ(Algida)シリーズのフード・サービスでもチャバットーネを売っていました。朝食向けの商品のコーナーで、130gのパイの中にはとろりとしたレモンクリームが入っているとあります。これはまたおいしそうですね。

今回4回目は、スリッパの様な形の大きなパイ、チャバットーネをご紹介しました。

バールのお菓子類はお持ち帰りも出来ますので、もしイタリアでバールに入る機会がありましたらお試し下さい。

ご参考までに、ローマの市場(バール)での平均価格は、1枚1.8ユーロ(約248円)前後です!

トップへ戻る

TOP