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マンマ伝授のレシピ ローマ郷土菓子 “一度食べたら止めるのがむずかしい焼き菓子、チャンベッリーネ”!

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2015年2月3日
公開日
2015年2月3日
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以前にローマの郷土菓子土産、コーリのチャンベッリーネ(Ciambelline)をご紹介させていただいたのですが、先日、近所の奥さんとその話になり、ブログでは市販のお菓子の紹介だけではなく、レシピも是非公開するようにとお叱りを受け、本日はマンマさまに有難くレシピとお写真を頂戴して参りました・・・。

読者さん(日本人の)が大好きなイタリアのマンマさま(Mamma お母さん)です。

以前にご紹介した記事です。

2013年8月22日号 安くておいしいローマの郷土菓子みやげ!コーリのチャンベッリーネ こちら

↑ 以前の記事の写真から。

チャンベッリーネ(Ciambelline)とは、手作りの焼き菓子でビスケットの一種です。

一度食べると後をひくので、ダイエット中の方はお店でこの商品を見かけたら、目をすぐにそらして下さいとアドバイスをさせていただきました。

ローマの近くにある人口1万人程の小さな町Cori(コーリ)で作られるお菓子が一番有名で、ビスケットのカリカリの歯ざわりがおいしく、赤ワイン味、白ワイン味、ヘーゼルナッツ味、ココア味などがあります。

赤ワイン味のチャンベッリーネの作り方(Ciambelline romane al vino):

材料:

小麦粉 250g (イタリアでは00タイプと呼ぶもの。アメリカ:Pastry flour、ドイツ:405番、フランス:40番)

砂糖 100g (その他に分量外で出来上がり間際に表面にかける分少々)

コーン油 カップ半量

赤ワイン グラス1杯(なければ白ワインでも。マルサラというシチリア島マルサラ原産の度の強いワインでも良し)

ベーキングパウダー 少量 (だいたい6~7g)

* お好みで赤ワイン味の代わりに、ヘーゼルナッツ味、シナモン味、アニス味にしてもおいしいです。人によっては香ばしさを出す為にアーモンドを刻んだものを入れることもあります。今回は、一番オーソドックスな赤ワイン味のレシピのご紹介です。

↑ 作り方はとても簡単です。まず材料全部を混ぜ、良くこねて棒状にします。(写真を参照)

その後、一つ一つを丸いリングの様な形にします。全部がリング状に出来たら、お皿に少し砂糖を入れ、その中で軽く表面(裏表)に砂糖をまぶします。

そしてクッキングシートを敷いた天板の上に並べ、170~180度に温めたオーブンで20分焼きます。

↑ 出来上がりました!

このお菓子は本当に食べ始めたら止まりません。マンマ宅も、この写真↑のチャンベッリーネが作った直後に全部なくなってしまったそうです。(犯人はご主人と思われます・・・)

カリッカリに焼き上がったチャンベッリーネは、カリッという軽い食感なのですが、フワッともしています。

ローマ及び近郊では、スーパーマーケットや食材店で売られているのでお土産としても最適です。

持ち運びの際はしっかり包装して(新聞紙かプラスチックのプチプチしたもので巻き巻きするのが良い)潰れない様に注意すれば、スーツケースに入れても大丈夫です!

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