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観光客の方も住民も、お金をかけずにローマ観光がもっと楽しめるように、またまた嬉しい改正です。
昨日、ローマ市内にある7ヶ所の市営の小さな博物館の入場料が完全に無料化となったニュースをお知らせしたばかりですが、今度はローマ市に在住の方を対象に、10月5日から市営の博物館、美術館、ギャラリー、遺跡、遺跡公園などの入場が毎月第一日曜日は完全に無料化されました。
今回の無料入場が可能な対象者はローマの住民となりますが、このブログを読んで下さっている方の中には、既にローマにお住まいの方や、将来的に留学、滞在、移住などをお考えの方も多くいらっしゃると思いますので、この新しいニュースをお知らせしたいと思います。
↑ カピトリーニ美術館(Musei Capitolini)からの眺め。
無料となる市営の施設には、ローマのシンボル雌オオカミがいる大きな美術館、カピトリーニ美術館などもリストに含まれています。先日、早速ですがこの特典を利用してきました。
現在、カピトリーニ美術館では内部の一部のお部屋でティエポロ(画家)の特別展が行われている為、入場料はお一人様15ユーロとなっていますが、身分証明書を見せると無料となりました。かなりお得感があります。(入場料が浮いた分、眺めの良い屋上のテラス(写真上部)でお食事しようよ~!と喜んでいる方もいました。)
以下、対象となる市営博物館・美術館のリストです。
対象となる入場無料施設:
1. Musei Capitolini (カピトリーニ美術館) リンク
2. Centrale Montemartini (モンテマルティーニ美術館) リンク
3. Mercati di Traiano (トラヤヌスのマーケットと博物館) リンク
4. Museo della Civiltà Romana (ローマ文明博物館) リンク
5. Museo di Roma (ローマの博物館) リンク
6. Galleria d'Arte Moderna (現代美術館) リンク
7. Museo di Roma in Trastevere (ローマの博物館 in Trastevere) リンク
8. Musei di Villa Torlonia (ヴィッラ・トルローニア) リンク
9. Planetario e Museo Astronomico (プラネタリウムと天体博物館) リンク
10. Museo Civico di Zoologia (動物博物館) リンク
* ご注意:
-各施設の切符売り場では、身分証明書(Carta d'identità)など、ローマ市に在住(住民登録)をしていることを確認できるものをお見せ下さい。イタリア国籍とは関係ありません。外国人の方でも住民登録をしていればOKです。
-アラ・パチスも市営の施設ですが、入場には館内地下で行われている展示物見学用の入場料を徴収する為、リストから外しました。(展示会は一年を通して休みなく行われている為)
-現在、館内整備の為、一時的に"ローマ文明博物館"、"プラネタリウムと天体博物館"は閉まっています。
-"ローマの博物館"と"動物博物館"は、各々の博物館のホームページには"ローマ在住者は10月5日よりフリーエントランス" 等の記載がありませんでしたが、市営の施設なので対象に入っていると思われます。(サイトの改訂をまだしていないのかもしれません)
イタリア(ローマ)観光時に知っておくと良い、文化施設のお得な情報のまとめ!
1. 2014年7月1日よりイタリア国内の国営の美術館、ギャラリー、博物館、遺跡、遺跡公園などの入場が毎月第一日曜日は無料となるなどの法令が施行
2. ヴァティカン博物館の無料入場日
3. 2014年8月27日よりローマ市内にある7ヶ所の市営の小さな博物館の入場料が完全に無料化
4. 1年に1度、入場無料になるヨーロッパ文化遺産の日
5. アウグストゥス帝 没後2000年を記念、無料ガイドツアー
↑ サンタンジェロ城(聖天使城)からテヴェレ川の眺め。サンタンジェロ城は国営の為、上記まとめの1番が対象となります。毎月第一日曜日は、嬉しい入場無料です。
今年に入ってから国営の文化施設の入場が無料(毎月第一日曜)になるなど、旅行者の皆さんにとってもメリットがたくさんの法令が次々と施行されています。(いってみればメリットばかりです)
お金をかけずにローマ観光が楽しめるチャンスがどんどん増えてきました!