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イタリアで食べるピザはとてもおいしいですが、注文時に "だっ、大丈夫かなぁ~" と少々不安になってしまう方が実は多くいらっしゃいます。今回はそんなお悩みに答えるべく、ブログを立ち上げてみました。
それもごもっともなお話で、一般的に日本人に比べて大食漢の人が多いと聞くイタリア、いったいどんなに大きなピザが出て来て驚かされてしまうのだろうと考えると、メニューを持つ手が震え、恐怖で身の毛も弥立つ思いだと思います。(ちょっと大袈裟かも?)
なお日本からツアー(団体旅行)で行った場合は、レストランではまず間違いなく、日本人観光客向けのメニュー(量などの調整)でサービスされるのでご心配はいりません。
ピザもお料理の一種ですので、当然、土地柄というものが反映されています。
ピザの発祥地といえばナポリで、生地に厚みがありモチモチしたピザが特徴です。ナポリ風ピザと呼びます。
今日は、正反対ともいえる生地が薄くクリスピータイプのピザ、ローマのピザ(ローマ風ピザ)を写真でいくつかご紹介したいと思います!
なお、イタリア語では "ピザ" とはいいません。Pizza と書いて "ピッツア" と発音します。複数形の場合は、語尾が e に変わってPizze ピッツェとなります。ピザの専門店ともいえるピザ屋さんは、ピッツェリーア Pizzeria と呼びます。イタリアではこの単語は非常に使用頻度が高い単語で、幼児でも何のことか(!)理解しています。
↑ こちらはローマ中心部のピザ屋さんで注文した、トマトソースとモッツアレッラチーズだけの一番シンプルなピザのマルゲリータ(Margherita)です。
↑ ピザの形態が分かる様に撮影します。
↑ 切り口です。簡単にナイフで切れてしまう薄さがローマのピザの特徴です。
↑ こちらはズッキーニのお花のピザです。(Pizza ai Fiori di Zucca)
トマトソースが塗られていないので、この様なタイプのピザを白ピザとも呼び、レストランによってはメニュー内で赤ピザのコーナー(トマトソースあり)と白ピザのコーナー(トマトソースなし)に分かれて記載されていることもあります。もしお好みの白ピザがない場合、白ピザコーナーが別に作られていないか、メニューにざっと目を通してみて下さい。ズッキーニのお花のピザは、写真の様にモッツァレッラチーズとアンチョビがのっていてとても味わいのあるピザです!
↑ ナスと粉末のパルミジャーノチーズののったピッツァ・パルミジャーナ(Pizza Parmigiana)です。大きくて重そうに見えますが、生地の厚みはありません。生地はカリッカリです。
↑ 切り売りピザ屋さんのピザになると、若干厚みが出てくるのが写真で見て取れるでしょうか。4ミリ位あります。ソーセージとブロッコリーのピザです。
↑ 初めてのイタリア旅行でピザを注文してみるのはいいけれど、女性でも1枚全部食べきれる大きさだろうか・・・等々、不安になることもあると思います。
しかし食べ始めてから、やはり食べきれないと思っても大丈夫です。残った分を箱に入れてテイクアウト用にしてもらうことも出来ますので、遠慮なくお店の人に尋ねてみて下さいね!
水と気候が違うせいなのか、ローマのピザは本当においしいですよ~。カマドでカリッと(ナポリの場合はモチッと!)焼くのです!