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8月の風物詩。スイカ売りの屋台で食べる切り売りココーメロ!

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2014年8月9日
公開日
2014年8月9日
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特派員には毎月"お題"というものがあるのですが、今回のお題 "8月の風物詩" でローマらしいものを考えてみました。それは、町で良く見るスイカ売りの屋台です。

スイカはイタリア語ではココーメロ(Cocomero)、もしくはアングゥーリア(Anguria)といいます。イタリア南部に行くとまた別の呼び方があります。

イタリア語では、アクセントの位置は多くの場合、後ろから2つ目の音節の上に落ちるので(良く聞く"ムッソリーニ" 風に)、"ココメーロ"と発音してしまいそうですが、この単語は2音節目に落ちず正しくは"ココーメロ"です。

先日、更なる変形版を聞きました。八百屋さんに、"私にコッコメーロン下さい!"と発音していた移民さんがいたのですが、イタリア人のおじさんもコッコメーロンですね?とリピートして返答していたので、コッコメーロンってニワトリとメロンを足したような名前だなぁ思ったら、もうおかしくて一人で野菜を見ながら笑っていたと思います・・・。

↑ この時期の風物詩、スイカ売りの屋台です。

カットしたスイカは一切れ2ユーロ程。

イタリアのスイカで良く流通しているのは、横に長いフットボール(とんがりはないが)の様な形のスイカです。大きくて重いので、一個丸ごと買って運ぶのは至難の業です。

↑ スイカの屋台は深夜まで開いていて、屋台の周りにはイスとテーブルがあり、夕食後の散歩時などに立ち寄って食べる人が多いです。家のすぐ近所にも屋台があるのですが、夜22時頃に通るとテーブルとイスはご老人でいっぱいで、皆、お喋りをしに来ているんだなと分かります。

スイカの他にはよく一緒にフルーツポンチも売っていますが(写真左側)、イタリア人はフルーツポンチが大好きです。(信じられないほど砂糖を大量に入れます!)

↑ フルーツポンチを買って帰っても、大抵、この様にコテコテにアレンジされて出てきます。(イメージ画像)

誰にとっても痩せるのは難しそうな国・・・。

8月お題 "8月の風物詩"

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