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ローマの噴水訪問記 その2 ホラ貝からプシューッと水を噴き上げる、トリトーネの噴水!

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2014年8月8日
公開日
2014年8月8日
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今日の噴水訪問記はバルベリーニ広場(Piazza Barberini)広場にある有名な噴水、トリトーネの噴水(Fontana del Tritone)です。

↑ トリトーネ(トリトン)とは海の神様。お父さんはポセイドンです。

↑ 写真では見づらいかもしれませんが、下半身は尾っぽを持つ人魚の様な神様です。イメージとしては、人魚(姫)の男性版といわれることもあります。筋肉ムキムキの力強い人魚です。

さて、トリトンは海の神様ですから、海を自由自在に扱います。ほら貝を吹いて海の波を立てたり静めたりしているのです!

↑ この噴水はバルベリーニ家出身のローマ教皇ウルバヌス8世の依頼で、あの建築家・彫刻家のベルニーニ(やっぱりすごいなベルニーニ!こちら)が45歳の時に造りました。だからデザインがダイナミックなのですね!

噴水の真後ろに見える建物は、5つ星のベルニーニ・ブリストルホテル(Hotel Bernini Bristol)です。この時期のお部屋の料金はダブルルーム(二人用)で一泊315ユーロから。この辺りに宿泊するととても便利ですよ。

↑ バルベリーニ広場は噴水を取り囲むようにターミナルになっていて、ここからトリトーネ通り(Via del Tritone)が始まります。広場に面して、地下鉄A線 バルベリーニ駅の出入口やバルベリーニ映画館があり、どこに行くにしても必ずこの噴水が目に入ってきます。

遠くから見るとイルカが逆立ちして尾びれで噴水を支えているのがかわいらしく(イルカはデザイン的に噴水全体の半分の高さがありかなり大きい)、夏は、トリトーネがほら貝からプシューッと水を噴き上げる様子が本当に清々しさを覚える噴水です。

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