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今日は、"う~ん。もう少し何とかならなかったのだろうか、工事方法。" と思ってしまった修復工事中のトレヴィの泉からお届けします。6月より修復工事が始まったばかりのトレヴィの泉ですが、最初の報道では観光客の為に一度に全てを隠さず、コインを投げられるスペースは確保しますと言っていたので、少しは泉(噴水)を楽しめるものかと思っていましたが甘かったようです。
今日訪れたところ、予想以上に、いや完全に本格的に工事を行っており、トレヴィの泉の影も形もありません。
↑ いつも通り、人でいっぱいです。修復工事の為、泉の周りをぐるりと透明プラスチックで囲われており、現在一歩たりとも中に入ることはできません!
↑ 訪れたのは19時30分頃ですが、まだ外は明るいです。今の時期、外が暗くなるのは21時30分~22時頃なので遅くまで遊べます。
↑ 泉の正面のポーリ宮の壁面に飾られた彫刻群は、完全に足場に覆われています。
↑ 修復工事に入る前はこの様な感じです。
↑ よく見ると、中を歩いている人がいます。
↑ あっなるほど、一方通行で泉の上に渡された橋(ちょっぴりコロッセオ状態)を渡りながら見学できるのですね!海馬などは囲われていないので、近くで見ると妙な迫力がありそうです。
↑ 泉の水盤の中には水はありません。残念!
↑ ここから内部に入り、橋の上を歩くことが出来ます。
↑ 入場の為にたくさん人が並んでいます。ところで、トレヴィの泉では後ろ向きにコインを投げるともう一度ローマに戻って来ることができるといわれていますが、水がないのでコインは投げられないのかしら?
↑ まっ、まさかこれが・・・。トレヴィの泉の仮設ミニ泉が作ってありました。トレヴィの泉のほぼ正面中央部にあります。仮設泉の前でも、みんな真剣な面持ちでコインを投げています。泉が若干小さ過ぎるのかコインがうまく入らず、ばらばらと地面に散らばっています・・・。
↑ 泉が見れず残念でした。でも修復工事が無事始まって良かったです。
このご時世、なかなか工事費用の為のスポンサーになってくれる人がいませんでしたが、フェンディ(FENDI イタリアの高級ブランド)が名乗りをあげてくれました。
気分を取り直して、泉の前の店でローマ名物でもあるアリッチャ(Ariccia ローマ近郊の町)のポルケッタ (Porchetta)のパニーノをいただくことにしました。(写真中央)
ポルケッタとはポルコ(Porco イタリア語で豚)の小さい版、すなわち子豚のことで、子豚にハーブなどを詰めて焼いた焼豚です。スライスしてそのまま食べたり、パンにはさんでパニーノにすると病み付きになるおいしさです。ローマ近郊のアリッチャのものが高品質で有名です。
トレヴィの泉の修復工事は予定では年内に終了とのことです。早く終わってまた皆を楽しませて下さい!