キーワードで検索
今年も美しく魅力的な海に贈られる、海の"ミシュラン"こと2014年 バンディエラ・ブルー(Bandiera Blu イタリア語で青い旗)が発表されました。
2014年 バンディエラ・ブルーでは、イタリア全体からは269の海岸がエントリーしました。
バンディエラ・ブルーとはFEE (Foundation for Environmental Education)というヨーロッパの非営利団体(本部はデンマーク)が毎年、ヨーロッパの美しい海を皆様に "推薦できる海、バンディエラ・ブルー印" として承認するものです。認められた海岸には海開きの季節になると青い旗が立ちます。
判定基準は、水の透明度や沿岸施設の充実度(お食事処や宿泊施設など)、砂浜の清掃状態や観光客のアプローチ向上の為の努力など多様に渡るので、毎年エントリーする海が変わります。
ローマのあるラツィオ州(Regione Lazio)にある海からは7箇所の海がエントリーしました。
どこの海も水の透明度が高く美しいです。今回の特徴は、ラツィオ州においてはローマ以北の海のランクインはなしというところです。
以下の7箇所です。
ローマ県:
アンツィオ(Anzio)-ローマから電車で丁度1時間です。(写真内番号1)
ラティーナ県:
ラティーナの海岸線(Marina di Latina) (写真内番号2)
サン・フェリーチェ・チルチェオ (San Felice Circeo) (写真内番号4)
ガエータ (Gaeta) (写真内番号6)
スペルロンガ(Sperlonga) (写真内番号5)
サバウディア(Sabaudia) (写真内番号3)
ヴェントテネ島(ポンツァ諸島の一つ)のカーラ・ナーヴェ海岸(Ventotene – Cala Nave) (写真外)
それでは、エントリーした海の場所を地図上でご覧下さい。
今年は、ローマ県のすぐ南にあるラティーナ県から、ラツィオ州認定7箇所中、6箇所エントリーという大快挙となりました。
地元の人の美しい海をいつまでも大切にしたいという思いが、清掃などを通して形になり、それらが水の透明度の高さにもしっかりと反映されたのではないかと思います!
↑ こちらの写真はローマ近郊の海です。普通、大都市の近くの海は汚そうに思えますが、そんなことはないですよ! 水も澄んでいてお魚が見えます!