キーワードで検索
時々展開しているイタリアのマンマにピッタリはりついて料理を教わるシリーズですが、今日は料理が出来なくても花弁をむしってフライパンで煮るだけだというアーティチョークの煮物を教わってきました。
今回もマンマの手際の良さに手を出せず、出来上がったものを食べるだけとなってしまいました。
↑ アーティチョーク。若いつぼみを食用とします。イタリア語では複数形でカルチョフィ(Carciofi)といいます。アーティチョーク1個のみを指す時は単数となるのでカルチョフォ(Carciofo)です。
↑ スペースの関係で、このブログでは外側の花弁をばりばりと取って下処理をし終えたところから始めます。(インターネットで "アーティチョークの下処理や下ごしらえ" などで検索すると、ここに至るまでのやり方が出てきます。基本的には花弁をむしったり洗ったりする作業です。)
↑ 鍋にアーティチョークを入れます。なるべく重ならないように並べることが大切です。見た目も美しくないとねと、並べ方までこだわるマンマ。
↑ アーティチョークと一緒にミントの葉、小さく千切った赤唐辛子、刻んだニンニク、少々の塩を入れ煮ます。この写真のミントはメグサハッカといい、ローマで良くお料理に使われる代表的なミントで、日本で知られているミントとはちょっと違います。イタリア語ではメントゥッチャ(Mentuccia)といいます。
↑ 上記の材料をぱらぱらとアーティチョークの上にのせます。全部の材料を入れ終わったら、オリーブオイルを上からぐるりと回しがけし、コップ1杯の水を入れて鍋の蓋を閉めて煮ます。時々、焦げ付かないように木べらで混ぜて下さい。
↑ この様になったら出来上がりです。唐辛子が入っているのでピリリと辛さが効いています。冷蔵庫に入れると1週間位保存できます。もしミントが手に入らなければなくても構いませんとのこと。
↑ ごはんのおかずにぴったりです。タケノコに見えてきました。
↑ アーティチョークの写真が欲しいといったら、わざわざつぼみを開いてポーズもとってくれた八百屋のアルジェリア人の店員さん。今が旬のアーティチョークは10個で5ユーロと書いてあります。
この煮物は究極のシンプル料理なのでとても簡単です。アーティチョークが好きな方は是非お試し下さいね! (マンマより)