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カリスマ的人気があったヨハネ・パウロ2世(写真)ですが、今月、死後9年という異例の早さで聖人と認定されます。
ローマ法王庁(ヴァティカン)によると、4月27日に列聖式が執り行われ、同日に第261代教皇 ヨハネ23世(在位1958~1963年)も一緒に列聖されることになりました。異例の2人同時列聖となります。
両法王とも国内外問わず大変人気がありましたので、27日前後はかなりの人が(数十万人)がローマに訪れると予想されています。
この期間にイタリア旅行を計画中の方は、ローマ及び周辺の混雑に充分ご注意下さい。
ホテル、交通機関等のご予約は、できるだけ早めに手配されますようお願い致します。
イタリアでは25日は解放記念日で祝日の為、三連休となっています。イタリア国内でも住民が旅行などで各地へ移動すると予想されます。
この日にローマを訪れられると市内随所で交通規制などが行われてびっくりされると思いますので、予めお知り置き下さると良いと思います。
↑ 2011年にローマのテルミニ駅に設置されたヨハネ・パウロ2世のブロンズ像です。
2011年のヨハネ・パウロ2世の列福を記念してテルミニ駅五百人広場に建てられました。
ライナルディというアーティストにより、カリスマ的人気を誇ったヨハネ・パウロ2世が子供達と遊んでいる一瞬を切り取り像にしたものです。子供達が法王のマントの下に隠れてしまった場面を表現しています。
"ローマを訪れる人々を歓迎し、全ての人を保護するため" との願いが込められています。
ちなみに本日はヨハネ・パウロ2世(在位1978~2005年) の9回目の命日でした。
9年前を思い出します。ローマはとても混乱して悲しむ人で溢れ返っていた春でした。