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もぐもぐ、みんな大好きなアーティチョーク。イタリアではサンドイッチの具としても登場するんですよ。
ローマでは主なアーティチョークの調理法にローマ風とユダヤ風の2種類があります。
レストランなどに入ると、メニューに下記の2種類が書いてあると思いますが、それぞれ調理法が異なります。
アーティチョークのローマ風:
カルチョフィ・アッラ・ロマーナ(Carciofi alla Romana)
アーティチョークのつぼみの中にローマミントなどを詰めて、白ワインとオリーブオイルで蒸し煮にしたもの。
↑ ローマ料理がおいしくてお値段も手頃なレストラン、ロモロ・エ・レモで。一皿4ユーロ。
アーティチョークのユダヤ風:
カルチョフィ・アッラ・ジュデア(Carciofi alla Giudea)
蒸し煮ではなく、唐揚げにしたもの。パリパリの食感!
ユダヤ風というのは、ローマにヨーロッパ最大のユダヤ人コミュニティーがあったことに由来します。
ローマは伝統的に他民族、他宗教を、どうぞどうぞと快く受け入れてきた町であったことから、市内にはユダヤ人地区、中国人地区などあります。
旧ユダヤ人地区(ゲットーという)には大きなシナゴーグ(ユダヤ教会)が建っており、今でもこの周辺にはユダヤ料理のレストラン、お菓子屋さん、お惣菜屋さんなどがひしめいています。
そうしたことからローマといえば、ユダヤ人さんが作るおいしいユダヤ料理も堪能できることでも有名です。
ユダヤ料理のレストランは今後、お届けしますね!