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"イタリアでは朝食は甘いお菓子やデザートで済ますと聞いたが、ホテルではいったいどんなものを食わされるのか?" と旅行前に心配になってしまう日本人旅行客の方が多いようです。
イタリアでは、一般的に朝食はクロワッサンとカプチーノ程度で軽く済ませます。
イタリアの朝食を深く掘り下げた過去記事はこちらです。宜しければご参考にどうぞ。
2013年6月21日 イタリア人の朝ごはん。スウィーツてんこ盛り 美食の国の朝ごはん その1
6月28日 イタリア人の朝ごはん。 スウィーツてんこ盛り 美食の国の朝ごはん その2
ですので、星なしホテル、一つ星ホテル、二つ星ホテルでは、まずバイキング方式などの"豪華な"朝食は期待できません。まさしく"イタリア式"の軽い朝ごはんとなります。
これらのホテルでは、ホテルのフロントの横などに設置してある小さなバールカウンターでカプチーノ1杯(またはコーヒー)とクロワッサン1個(もしくはクラッカーなど)を貰える程度です。
ホテルの方針によっても違いますが、このカテゴリーのホテルだとボリュームのある朝食は全く期待できません。
事情がありテルミニ駅の裏にある、星なしホテルに泊まった時は、強制的(!)に朝7時にお部屋にカプチーノ(もどき)が1杯運ばれてきました。これは面白いですね~。筆者でなければ怒るお客さんもいるかもしれません。日本を出ると何でもアリの無法地帯なので、寛容と忍耐の心(?)が何より大切となってきます。
寝ていたのでもちろん断ることもできましたが、何でも楽しめる筆者はこのヘンテコなカプチーノがどんなものか試してみたかったのでドアノックにOKして、ありがたくいただきました。味はというと、何の変哲もない外で飲む普通のカプチーノでした。一応(肯定的な)感想を述べてみたら、後からサービスでビスケットも持ってきてくれました。
こんなのは嫌よ~と、ある程度きちんとした朝食を召し上がりたいとのご希望でしたら、ホテルは三つ星以上のカテゴリーをお選び下さい。
ローマの場合、筆者の見たところ四つ星や五つ星ホテルになると、朝食はどこでもバイキング方式で、甘いものだけではなく、ハムやチーズ、スクランブルエッグなどが選べます。
これらは伝統的なイタリア式の朝食とはいえませんけれども・・・。しつこくなりますが、イタリアの朝食はコーヒーと甘いビスケットを食べる程度の軽い朝ごはんですので、一つ、二つ星ホテルの朝ごはんこそ、イタリアの真の朝ごはん!なのです。
今日はローマの一般的な三つ星ホテルでサービスされる朝食メニューをお届けします。
↑ この時期の宿泊では、この三つ星ホテルはシングルルームで1泊55ユーロでした。(朝食込み)
↑ 朝食の会場です。
↑ 食べるものが選べます。イタリア人的には、この様に朝から色々食べるのはドイツ式というか、外国式です。
↑ 日本人も楽しめる朝食だと思います。さすがにご飯はありませんが、各種パン、牛乳、ヨーグルト、コーンフレーク、ジュースなどあり。
↓ 朝食会場からの写真。ホテルの中にはこの様に最上階を朝食会場にしているところが多くあり、パノラマを楽しめます。それでは楽しいご滞在を!