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皆さんこんにちは。
昨晩食堂で食べた魚介類の夕ごはんがとてもおいしかったので、今日は町の青空市場にどんな魚介類が売っているか見に行くことにしました。
市場は人が多いので、スリ対策の為にバッグを持って行かず完全な手ぶらで行きます。
単に寒かっただけなのですが、両手をコートの前ポケットに突っ込んでブラブラ歩いていたので、怪しすぎてこちらがスリかと思われたかもしれません。筆者達には、見事に誰も近寄って来ませんでした。
日本人は風貌からどうしても外国人だと目立って他の外国人よりスリなどの被害に会いやすいので、危なそうな町ではこちらこそ危なそうな雰囲気のアジア人になると効果があると思います。
↑ お魚市場へ向かいます。
↑ 到着しました。人がたくさんいるのでスリに注意。こんなに人が一杯でも、バイクはバンバン走って来ます。
↑ 午前中に出かけました。
↑ 貝類ばかりを売っている、貝類専門店。手前は牡蠣!
↑ お魚屋さんの間には調味料のお店や野菜・果物屋さんなども軒を連ねています。野菜・果物屋さんやお惣菜屋さんはかわいかったので次号で特集します。
↑ 夜にも通ったのですが、お魚屋さんはまだ営業していました。
ナポリでは、写真の中で背を向けている店員のお兄さんの髪型(下の方を剃り上げて上だけ残す)をした人がやたらと目に付きました。若者達は、この髪型に顔はまゆ毛を細く剃って、ドスの利いた声で話すのでチンピラ風のちょっと怖い感じですが、道などを聞くと"大丈夫?本当にわかったの?"という感じで何度も何度も確認してくれ、一対一で話すととてもキュートでした。
↑ 手前はオマール海老。イタリアではパスタソースとして良く使われます。新鮮そうなシャコも売っています。
↑ 鱈。主に衣をつけてフライにして食べます。
↑ 右側はムール貝ですが、左側の貝は日本語で何というのでしょうか?
↑ 写真中央の長いお魚は太刀魚でしょうか?
↑ これは何という貝なのでしょうか?タニシにそっくりでした。(海水ですが)
↑ 色々な種類の海の貝を食べるのですね。
地元の人が行くお魚市場は最もナポリらしい雰囲気が出ていて、興味深かったです。
しかしナポリで一番面白いのは人の観察だと思いました。無愛想でニコリともしませんが、話しかけると親切だということがわかります。
ローマとの違いは、ナポリでは、個人商店などで外側から店の商品を見ているとすぐに店員が「何かお探しでしょうか?」という風に中から出てきます。
ローマはすぐには出て来ず、忘れた頃に出てくるか、もしくは誰もいない(!)、何か質問がある場合はこちらから "すいませ~ん"という風に尋ねることが多いです。
割と放ったらかしにされる感じで筆者はそれに慣れているのですが、ナポリではショーウィンドウのもの(お菓子など)を何かなぁ~とちょっと見ているだけでも、中からささ~っと出て来て、色々他の商品もついでに売り込んでくるので商売熱心なのかしら?と思いました。
パンを一つ買うと、"パンを食べた後、それでは、甘いデザートはどうかしら?"等々聞いてきます。
いずれにしてもイタリアの他の都市から見ると、彼らは"ナポリ人"という全く別の人種ですね!言葉もニュートラルなイタリア語と文法的にも違いますし。面白い!
それではナポリの赤裸々旅シリーズは次回 その4に続きます。