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イタリアでもし迷子になっちゃったら・・・。
筆者のよくやる手段を伝授しますと、周りをキョロキョロして手頃なバール(Bar)があればまずはコーヒーでも一杯頼んで落ち着きます。何か口にすると落ち着くという心理作戦を用い心のざわめきを取り払った後(そんなに大袈裟なものではありませんが)、そこに集まっている一般市民やお店の人に話しかけて色々情報を教えてもらいます。
イタリアにいると人からやたら話しかけられると思いますが、人間は元々社会性の高い動物ですからコミュニケーションはとても大切です。
前置きが長くなりました。
さて、今日はイタリアの住所の見方と目的地への行き方です。例をあげてみます。
筆者の宿泊しているホテルは住所 Via Paolina 23 で、外に観光に出たのですが迷ってしまいました。ホテルに戻るにはどうしたら良いでしょうか?
それでは住所を良く見てみましょう。Viaとはヴィアと読み、イタリア語で"通り"の意味です。
続いてPaolina(パオリーナ)ときているので、パオリーナ通りですね。
最後の数字の23は番地です。ですので、ホテルは"パオリーナ通り23番"ということになります。
これで住所が読めるようになりました。
まずは通りの名前を探して歩きます。通りの名前(住所)は一般的に、交差点のコーナーにある2階部分に表示されています。こんな感じです。
↑ 右上にある様な表示を探すことが大切です。通りや広場の名前が表示されているからです。左側の数字は番地。
↑ こんな場所にあります。
↑ こんな所にも!
"パオリーナ通り"がある所までやってきました。
それでは番地にご注目下さい。23は偶数でしょうか?奇数でしょうか?奇数ですね。
イタリアの通りは、通りの片側に偶数番号、反対側に奇数番号が並んでいます。こんな感じ。
↑ 片側の列が、全部偶数番地を持つ家の並び(2,4,6,8など。長い通りは三桁は余裕でいきます。)、反対側の列が全部奇数番号を持つ家の並び(1,3,5,7など)ということになります。
23番なので、どっちが奇数側の家が並んでいるのかを確認します。そして奇数側の通りをずっと見ていけば23番がでてきます。
番地はこのように門やドアの横に表示されています。
↑ ある民家の表札。テラコッタでおしゃれに。
とても簡単ですので、住所さえあれば大丈夫です。行きたいレストランなどにも一人でいけますね。それではまた!