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音楽や芸術に興味がなくても、色々な意味で楽しめるかなと思うもの、それはオペラなどの芸術鑑賞です。お奨めする理由はいくつかあります。
一つ目は、長時間座れるので疲れない観光ができること。
二つ目は、オペラはイタリアが発祥地。本場で聞く生声は日本に輸入されたものと全然違うということがあるのです。芸術物はイタリアはやっぱりすごいです。
三つ目は、コストパフォーマンスが良いこと。本格的なものが比較的安価で楽しめます。オペラでも15ユーロ位から。せっかくイタリアまで来たならば、覗いてみよう。
四つ目は、会場の雰囲気を味わうだけでも面白いので、行った価値あり。イタリアで見たと話のタネにできる。
五つ目は、オペラでは開演時間は午後8時頃なので、昼間の観光時間を無駄にしない。
ポイント:
ローマにはローマ歌劇場(オペラ座)があり、誰でも簡単にアクセスできる位置にあります。
オペラ座の中にはいくつか劇場があって、オペラ、バレエ、クラッシックコンサートなどが年間を通じて催されています。日本人にはクラッシックコンサートが人気があるようですね。
オペラのシーズンは丁度今、10月下旬~7月初旬くらいまでです。
オペラでは上演時間は3時間前後の為、終了するのは遅くなります。
入場前に夕食を済ますと良いと思いますが、劇場でも休憩時間にちょっとしたものを食べることができます。でも、混雑しているのと、街中よりちょっとお値段が高くなっています。
チケットは直接、オペラ座の窓口で購入か、公式ホームページから予約することができます。その場合、チケットは自分で印刷して当日、入場時に掲示するだけです。
座席のお値段は上に行く程、安くなっていきます。ローマの場合、4種類の座席があります。
一番良い席はプラテア(Platea)といって 平土間のこと。
1枚90ユーロ位から。舞台の前にある席で真正面から見るかたちです。日本の映画館でいうと、普通に席があるところです。
続いて、パルコ(Palco)はボックス席で、4~6人で一つの小部屋に入ります。秘密の小部屋は閉められます。お友達と一緒でも、一人でも購入が可能です。(もちろん知らない人とでも同じ部屋に入ることになります)1枚50ユーロ位。
次は、バルコナータ(Balconata)で、航空機の座席のよう(?)でスペースは狭いですが(日本人にはそうでもないかも)、舞台の真正面をとれば良く見えるのと、けっこう気軽な雰囲気です(良く見えるように、座席を閉じて席に座らずその上に座っているおじさんなど多数)
服装も小奇麗であれば大丈夫。1枚30ユーロ位からあり。
最後は天井桟敷というガッレリア(Galleria)で、会場を取り囲む壁の上のほうにあります。一番良い席のプラテアと違って舞台まで距離があるので、登場人物が親指の先位の大きさで見えますが、音はばっちり聞こえますので心配いりません。ここは1枚15ユーロ程で購入ができます。気軽な服装でもOKです。
↑ 今年の春にオペラのチケットをお友達にいただき、行って来た時の写真です。携帯からとったので少しぼやけ気味。上映30分前の写真です。開演時間は午後8時で上映時間は4時間でした。
↑ しかし、どうしたらあんなに大きな声がでるのでしょうか?歌手は、舞台の前にあるオーケストラのBGMの生演奏にあわせて、歌い踊ります。(写真にオーケストラがスタンバイ中が見えますね)
↑ 写真はパルコ席(秘密の小部屋席)です。
会場の温度や雰囲気がとても快適で、上演中に少しだけ寝てしまいました。
筆者はバルコナータの席で、舞台の真正面の席の上辺りでした。ゆっくり休めました。
休憩時間はコーヒーを飲みに行ったのですが、ものすごい混雑でした。日本人観光客と思われる方もたくさんいました。お一人の方、ご夫婦の方、カップルの方と男性の方はみなさんスーツでした。写真の人々の服装もご参考にどうぞ。
↑ 眠気を飛ばした後は、今度は強烈にお腹が空いてきてオペラ終了後、ピザ屋さんに直行しました。皆さんも是非、訪れてみて下さい。この様な観光も新鮮だと思います。