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イタリアで友人の家に招待された際などに、持って行くと不吉とされるものなどを知っておくと何かと便利なのでご紹介します。(わざと嫌がらせにやらないようにして下さい)
地方によっても多少違いがありますが、このブログではローマおよび全国区で信じられている迷信についてお伝えします。
今日は黒猫についてであります。
黒い色の猫はイタリアでは不吉な動物とされています。実は筆者も黒猫の黄色い目は暗闇でみると目だけ光ってとても怖いので、できれば避けたい動物の一つです。
イタリアでは、例えば道を歩いていて突然黒猫が目の前に現れると、不吉なニュースの前ぶれとされ嫌がられています。(特にお年寄り世代が多い)この場合、対処法として道を引き返す人が多いです。
続いて、道を歩いていて黒猫が横切った場合は最悪です。悪い予言とされ、まさに良くないことが起ころうとしているので注意しなければなりません。
昨日聞いた話なのですが、イタリア人の友人(55歳、女性)が車での出勤中に(中学校の歴史の先生をしています)、あともう少しで学校に着くという頃、目の前を巨大な黒猫が横切ったそうで、彼女はパニックになりました。
黒猫を見ると災いがふりかかるという迷信を子供の頃から固く信じている人なので、すぐに車をUターン、ほっそい道を苦手なバックでソロリソロリとゆ~っくり引き返して、家の近くの道まで戻ってきました。そしてそこからもう一度気分を出直して出勤したとのこと。
学校に遅刻して大目玉を食らう方が災いじゃないの?と思ったのですがもちろん黙っていました。
皆さんはどう思いますか?
↑ 黒猫の話をしたら、お友達が飼い猫の写真を送ってくれました。
名前はトーロくん。イタリア語で雄牛とかおうし座の意味。(意味は不明)
推定年齢2歳のオスで、子猫の頃、自宅の庭に泥だらけになって紛れ込んでいたところを保護して飼っています。とても愛情たっぷりな子で誰にでも甘えるのが大好き。全く人見知りしません。
窓際に座って外を見るのが趣味で、昨年の冬は窓に張り付いて毎日外を見ていたため、寒さで気管支炎になってしまいました。
飼い主さん曰く、猫(寝子)とはよくいったもので、何もせず一日中寝ており、去勢をしているので、ちょっとの餌でもすぐに太ってしまいます。
夜中の2時頃に時速500kmくらいの速さで家の中を走り回るので勘弁して欲しいとのこと。
アメリカでは黒猫の子猫が横切ったり、黒猫が家に住み着くのは幸運とされるそうです。
日本ではクロネコヤマトの宅急便もありますし、所変わればですね!