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今日は、疲れているのに休めない、仕事で強いストレスを感じている方、頭痛や不眠症に悩むそんなあなたの為に、病院に行き栄養剤の注射をすることではなく、街中にある薬草専門店(エルボリステリア―Erboristeria)を利用して簡単に改善・緩和する方法をお届けします。イタリア旅行中で体調を崩してしまった方にも、薬草店のものは医師の処方箋なしで購入できますのでお奨めします!
↑薬草店のショーウィンドー。
↑普通の大豆と緑の大豆もあります。
薬草(ハーブ)はイタリアを含む地中海地方に原産地を持つものが多く、日本でも良く知られている西洋のハーブにはラベンダーなどがありますね。一方、日本の有名なハーブといえば、ドクダミやシソの葉などがあると思います。ビタミンC補給には柿の葉茶を飲んだりしますよね。
イタリアでも昔からハーブは身近にあり、修道院の小さな中庭にハーブを植えて、怪我した時にセージ(サルビア)の葉を傷口に塗り込んだり、オレガノなどの葉っぱをちょっとつまんでお料理に使ったりしていました。
日本でもハーブは一時大ブームになりましたので、各地にハーブ園ができたり、アロマテラピー講座がたくさん開設されましたが、なかなか根付くのは難しいと思います。というのは日本の土壌は弱酸性でツツジを植えるのには適していますが、地中海原産のハーブなど"洋物"が生えていた土壌はアルカリ性なので、良く育たせるには土をアルカリ性のほうにうまく矯正しないとなりません。
また、地中海性気候は"夏はカラカラ、冬は雨"の日本と正反対ですが、日本は梅雨があり蒸し暑いので、洋物ハーブちゃんにとっては日本での生活は涙いっぱいのちょっぴり辛い生活なのです。
とはいえ、ローズマリーなどがんばって日本に適応している子もたくさんいます!ローズマリーの香りは集中力を高める効果があるので、勉強机に小枝をおいて時々匂いを嗅いで、脳に刺激を与えると良いです。(特に受験生や資格試験受験などで頑張っている方)
今日は薬草店(エルボリステリア―Erboristeria)で、筆者はまだまだ頑張らないといけないので、"スタミナをつけるハーブ(の錠剤)"と、"緊張を緩和し頭痛をとるハーブティー"を調合してもらいました。
↑エルボリステリアはイタリアでは街中にたくさんあります。お店に入ったら、店員さんに症状を伝えると、ぴったりなものを探してくれます。薬草店は、ダイエットシリーズ(ダイエットティー、食品、キャンディーなど)や、自然派無添加化粧品と香水、有機栽培で作ったドライフルーツや、豆類、ハチミツなどの食品がおいてあり、とてもかわいいんですよ。
↑かわいいティーカップなどもあります。小さくこまごましたものもたくさんあるので、エルボリステリアはかわいいお土産を買うのにも良いと思います。栄養剤やサプリメントの類もたくさんあります。
↑ハーブティーは症状に合わせて調合してくれます。イタリア語では ティザーナTisana(煎じ薬) といいますので、ハーブティーが欲しい場合、ティザーナ下さいと伝えて下さい。
↑筆者が購入した、緊張をとり緩和し頭痛を和らげるハーブティーのミックス。頭脳仕事が多い方に最適。小さじ1杯を熱湯に入れ、15分間充分にエキスを抽出した後、ごくりと飲みます。
↑カモミールやオレンジの花などの4種類の薬草のミックスです。1袋6ユーロ。前に調合してもらったのが良く効いたので、今回も頼みました。イタリア近郊でしかとれない薬草もあるので、イタリアで買って帰ってお土産にどうでしょう?
ホテルにお泊りなら、エルボリステリアはどこにありますか?と尋ねてみて下さい。
一般的にエルボリステリアのご主人は女性であることが多く、店内も女性好みにかわいらしい雰囲気にディスプレイされていますので、すぐに気に入ると思います!
イタリア旅行ではエルボリステリアも要チェックです。
今日尋ねた薬草店のインフォメーション:
店名 アルカンジェリカ Archangelica Erboristeria in Roma
住所 Via Britannia 28-30, Roma
電話 06-7000759
オープン時間 9時半~13時、16時~20時まで。
お休み 日曜日と月曜日の午前中
*行き方 ローマ地下鉄A線サン・ジョヴァンニ駅(San Giovanni)で下車してマーニャ・グレーチャ通り(Via Magna Grecia)をひたすら真っ直ぐ。徒歩約10分。タクシーが停車している小さなロータリー広場、トゥスコロ広場(Piazza Tuscolo)を通り過ぎるとすぐ。