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今日はイタリア留学について少し書いてみたいと思います。
先日、日本から来た友人が「最近の日本の若い人は外に(外国に)出たがらないみたい。消極的になっちゃってるらしいのよ。」と言っていました。
筆者の周りでもここ数年、語学学校の経営者が「日本人が以前に比べてすごく少なくなっている。」というようなことを言うのを聞いていたので、本当なのかもと思い少し調べてみました。
少子化なども背景にあり、"若者が内向的になった"ので外に出て行かないとは言えないと思うのですが、数字上では確かに毎年、海外留学者数(国外に出る人)の数が減っていて、2004年をピークに6年連続で減少、2010年は5万8060人と1995年の数字を下回る結果となっています。
イタリアに留学してきた人を色々見てきましたが、イギリスやアメリカなどの英語圏と違い、"イタリア語"そのものを習得したいというよりも、まずはイタリア語を学びそれを足がかりにして、その次にある何かを習得したいという人がほとんどです。
ですので、筆者がイギリス留学中に出会った日本人留学生と比べても、イタリア留学生の面々はキャラクターから何から非常に個性的な人が多く面白いです!
今までイタリアで出会った留学生のお友達を思いつく順に書いてみると、
オペラ歌手、イタリア料理のコックさん、サッカー選手、ワインのソムリエ、映画監督、オリーブオイルの販売業従事、絵画修復家、ファッションデザイナー、ヴァイオリンの製作者、ジュエリーや革製品の製作デザイナー、モデルさん、カトリックの神父さん、考古学者、美術史家などでした。
自分とは違う世界にいる日本人の同胞と知り合いになれるのも、面白いところです。
日本国籍を所有している場合、イタリアへ観光・留学目的で90日以内の滞在でしたら事前にビザ取得の必要はなく普通の旅行者と同じ様に出発できますので、興味がある人は一歩踏み出されてはいかがでしょうか?
最近はインターネット環境が良くなってきていますので、留学情報の事前収集は案外簡単に出来ると思います。
留学したいけれど、今一歩踏み出してよいのかどうか不安という方は、一度、イタリア旅行をされて、"肌に合うかどうか"を見極められたら良いと思います。
実はこの"その国が肌に合うかどうか"というのが一番重要です。
その人によって違う感覚的なことなのでうまく言葉では説明できないのですが、日本から見ていて好きな国でも、遠くから見ているのと実際に暮らしてみるのとは720度くらい違います。
食べ物があわない、その国の気候がダメだ(例えば、冬がとても寒い国は家の中は暖房バッチリでも外は激寒です。
出歩くのが好きな人や冷え性の人、庭でのガーデニングなどアウトドア派の人などは毎日のことだと思うと、気分も滅入ってしまいます)など、どのポイントに重きをおくかの比重が人によって全然違いますので、研究してみて下さい。
ちなみに、イタリアでは日本人のひきこもりの方を支援する団体もありまして、日本でひきこもっていらした方でも、イタリアの明るい太陽と真っ青な海、陽気なイタリア人に後押しされてすっかり変わってしまうようです。
"何もやる気がおきない" とか "自分は何をしたら良いのかわからない"、"人生に疲れてしまった"と思っている人には、よい答えを見つけることが出来る国だと思います。
もしわからないことや聞いてみたいことなどがありましたら、お気兼ねなく、どなたでもお気軽にメールを下さいね!
出典:日本で起きている皮肉な現象とは-留学生と採用の関係
【追記】2017年10月30日現在、本リンクはご参照いただけません。ご了承下さい。
今日の昼ごはんはカルボナーラのスパゲッティ!カルボナーラはローマ生まれだよ!