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「イタリア人は朝からケーキを食べていると聞きましたが本当ですか?」というご質問にお答えするべく、先週より(前回の記事はこちら)イタリア人の朝食中に突然訪問して、本当に彼らは朝から甘いお菓子を食べているのか、真実を探ってみるコーナーです。
前回その1 でご紹介したローマ人の奥さんが、ヨネスケの突撃!隣の晩ごはん風に、お友達の家に連れて行ってくれましたので、今日はこちらのお宅にお邪魔したいと思います。
ヨネスケさんは大きなしゃもじを持って突入ですが、筆者の場合は朝ごはんなので何を持って突撃したらよいでしょうか?イタリア人はスウィーツを食べる朝ごはんなので、小さいフォーク??
前の奥さんの朝ごはんを取材していた為、突入時間が少し遅れ、朝ごはんが始まっていました。
お上品な奥様で、フランカさんです。ご子息はもう独り立ちをした為、現在お一人住まいです。
早速、何を食べているのか見せてもらうことにします。
毎朝、ビスケットと Fette biscottate フェッテ ビスコッターテというパンを硬く焼いたもの(日本のパン屋さんに売っているラスクに似ている)にバターとジャムを塗って食べています。飲み物はミルクティーだそうです。
フランカさんは、「お昼とおやつをしっかり食べるので朝食は少なめかしらね、おほほ!」とのことですが、カロリー的には日本の朝ごはんより多く摂取していると思われます。
ところで、イタリア人はなぜ太らないのでしょうか?
食べる量も半端ではないですし、この通り、例外なく朝から甘いものを食べています。
有名なのはその結婚式で、招待客は何時間も食べ続けます。食べている量を考えれば、もっともっと太ってもよい気がするのです。
イタリア人の男性も概して甘いものを良く食べます。夏場に友人(男性)に、「お茶する?」と誘われたらまずお茶ではなく、ジェラートかパフェでしょう。
職場の同僚であっても、休憩時間にはジェラートをテイクアウトであなたのところに持ってきてくれると思います。
ローマの官公庁街付近では、ジェラートを食べながら歩いている背広のクールなイタリア男を目にします。
最近、太らない秘密がなんとなくわかってきました。
次回 その3 では、さらに別のお宅にお邪魔したいと思います!