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家族経営のイタリアンはマンマの味で大人気【メルボルン食探訪】

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2015年10月23日
公開日
2015年10月23日
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多種多様の人々が暮らすメルボルン。

世界各国の料理が味わえるのも魅力の一つです。

シティ内はもちろん、郊外の住宅地には、穴場的なレストランもたくさんあります。

今回は今年オープンしたばかりのイタリアンをご紹介します。

メルボルンから車かバスでM3(高速道路)に乗り30分ほど。

サバーブの落ち着いた住宅地の幹線道路沿いにあるのが「ゼロナインティファイブ(ZERO95 WOOD FIRE PIZZA BAR)」です。

店に入るとまず目をひくのが大きなウッドファイアのピザ釜。

オープンキッチンで、スタッフがピザ生地をつくっているのが見えます。

メルボルンの郊外では夕方には閉まるカフェが多いのですが、イタリアのバル(Bar)のように朝8時から夜遅くまでオープンしているのも嬉しい。

店内にはいつも陽気なイタリア語が飛び交っています。

遠い故郷の味を求めて「チャオ!」と挨拶しながら訪れる人もいて異国情緒たっぷり。

ブレックファストは、自家製のデニッシュやモーニングクレープ、ピッツァなどが楽しめます。

バーカウンターにあるマシンで丁寧にいれてくれたコーヒーは、ちょっと濃いめ。

スタッフもイタリア的ホスピタリティで、非常にフレンドリーで気さく。

あまり店が混んでいないと、気軽に話しかけてきたり、常連さんと話し込んだりしています。

ワインはオーストラリアの飲食店に多いスタイルのBYOW(bring your own wine)。いわゆる持ち込みで、corkage fee(持ち込み料=グラス代)を払えば飲むことができます。

前菜の南欧風イカフライのカラマリ(Calamaris)。

イタリアンと和食とは調理方法が違うとはいえ、魚介類を食べたくなった時にはお薦めです。

ピークの時間帯には次から次へと石窯からピザがでてきます。

あっさりとしていて、素材の味もしっかりとしています。

直径20cmほどですが、見た目よりもクレストが厚くないので女性でも1枚完食できそう。

味もさることながら、本場イタリアのような雰囲気の中で食事ができるのも魅力的。

そういえば、店名の由来はシチリアにある小さな街カターニアの市外局番とのこと。

これからの夏になるメルボルン、オープンテラスで食事をするのも楽しみになります。

【データ】

ゼロナインティファイブ(ZERO95 WOOD FIRE PIZZA BAR)

住所:904 DONCASTER ROAD, DONCASTER EAST, VIC3109

電話:(03) 9840 697

営業時間:8:00〜12:00 コーヒー&スイーツ(ブレックファストメニューは土日のみ)

12:00〜22:00 通常メニュー※年中無休

Web:http://www.zero95.com.au

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