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日本の皆さんにぜひ知っていただきたいスリランカとの関係
第二次世界大戦後の1951年9月4日より8日まで、サンフランシスコにおいて52カ国の代表参加のもと、サンフランシスコ講和会議が開催されました
日本の国際社会復帰を話し合う会議でしたがソ連の主張は、日本の分断統治、主権の制限、高額な賠償金・・・
そんな中、強い決意を胸に秘め、セイロン代表として会議に出席していたJ.R.ジャヤワルダナ氏の演説
「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」というブッダの言葉を引用して、セイロン(現スリランカ)は日本に対する賠償請求を放棄する旨の演説を行って各国の賛同を得、日本が国際社会に復帰できる道筋を作ってくれました
セイロン代表として出席したジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ蔵相(当時)後に大統領
今日の日本があるのも、このジャヤワルダナ氏の演説があったから
講和会議でソ連の主張する分断統治になっていたら、今日の日本はなかったかもしれない?
日本を救ってくれたこの演説を、日本人はどれぐらい知っているのだろう?
と今でこそ偉そうなこと言っている私も、スリランカと関わる16年前まではこの事実を知りませんでした
そしてこのことをスリランカの友人から聞いて、とても恥ずかしい思いをしました・・・
ぜひ日本の皆さんに知っていただきたい言葉だと思います
いや今世界中の皆さんにも知っていただきたい言葉です
「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」
ジャヤワルダナ氏の功績を称えた
博物館がコロンボにございます
コロンボお越しの際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!
ジャヤワルダナセンターについては次回詳しく