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前回の記事でクリスマスの3日間食べ過ぎた為、体重が1キロ増量したと書きましたが、この2日間パイナップルを食べまくり、(無駄に)動きまくって何とか元に戻しました。ホッとしました・・・。
さて前号より、クリスマスの時期(12月24日~26日)のローマの一般的な家庭料理をご紹介しています。今回はクリスマス(12月25日)と聖ステファンの祝日(12月26日)の日の昼食です。
クリスマスイブの日のディナーの様子は前回の記事をご覧下さい。
12月28日号:【クリスマスのお食事】おいしいお魚がいっぱい!イブ(12月24日)のディナー編 こちら
それでは、イタリアではこんなものを食べているのかという感じでお楽しみ下さい!
↑ クリスマスの日の昼食です。会場は前夜と同じお宅です。
数時間前まで(深夜に解散)この場所でクリスマスイブのディナーをやっていたので、皆お腹がまだ空いていないと口々に言っていたものの、お料理が運ばれてくると普通に食べていました。恐るべし人々です。
こちらはプリモ・ピアット(第一皿目)のカンネローニ(Cannelloni 太い筒状のマカロニの中に詰め物をしたパスタ料理)です。味はホウレンソウとリコッタチーズのカンネローニと、挽肉とトマトソースのカンネローニの一人2種類ずついただきました。パスタ生地から手でこねて作っているのでとてもおいしいです。
お料理もこうして丁寧に作ると、愛情が伝わっていい子が育ちそうな気がしました。少なくともこの子が大人になった時、お母さんが作ってくれたたくさんの家庭の味が心の中に懐かしい思い出として残っていることでしょう。
↑ セコンド・ピアット(第二皿目)は子羊のグリル(アバッキオ・アル・フォルノ Abbacchio al forno)です。ローマの代表的な料理です。これも味付けには2種類ありました。
昨日の夜はお魚がメインでしたが、クリスマスの今日はお肉が主役です。
セコンド・ピアットにはこの子羊以外の種類の肉として、ホロホロ鳥の詰め物(Faraona ripiena al forno)と鶏肉の丸焼き(少しペペロンチーノでピリ辛い"悪魔風")が出ました。特にホロホロ鳥の詰め物がおいしかったです。(と書きながらこの2つの写真はありません。食べ過ぎで気持ちが悪くなり、この辺から写真撮影の続行が不可能となりました。すみません)
↑ 付け合わせのアーティチョークのローマ風(カルチョフィ・アッラ・ロマーナ Carciofi alla Romana)です。
カルチョフィ・アッラ・ロマーナはアーティチョークのつぼみの中にローマミントなどを詰めて白ワインとオリーブオイルで蒸し煮にしたものですが、これはいつもの丸い形のものではなく、チマローリ(Carciofi cimaroli)という細長い形の蕾のアーティチョークを使った変形バージョンです。
↑ こちらも付け合わせでナスのオイル漬けです。オレガノ、ニンニク、ペペロンチーノを入れたオリーブオイルの中にナスを漬けています。付け合わせ系はこの他にもサラダ数種類、ポテトのオーブン焼きローズマリー風などがありました。
↑ デザートの一つに切り株の形をしたバターチョコレートクリーム入りのケーキがありました。こちらも手作りしたものです。
去年辺りまで、このケーキは私には重くて食べられない!と心の中で秘かに思っていましたが今年は食べられました。徐々にイタリア人化しつつあるようです。
↑ 続いて12月26日の聖ステファンの祝日の様子です。会場を別のお宅に移動して昼食が始まります。
↑ サラミやパンなども手作りです。
↑ ラザニアです。味はポルチーニ茸とホワイトソースのラザニアと、挽肉とホワイトソースのラザニアの一人2種類ずついただきました。ここの奥様は本当に料理がお上手です。
↑ パイが何枚か出て来ました。これはポルチーニ茸のパイです。
(例のいつもの理由で)ここから撮影は出来ませんでしたが、その他にはサラダ数種類と付け合わせが出ていました。
↑ デザートの一つの焼き菓子の籠です。
次の大きなイベントは元旦です。数日後ですが、美食の国の住人は、もう次は何を食べようかと相談しています!