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スイスのマカロニHörnli(小さい角)をアッペンツェラーチーズで

ヘス順子

ヘス順子

スイス特派員

更新日
2016年2月29日
公開日
2016年2月29日
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スイス名物(?)のひとつであるHörnli(ホーンリ)は、とにかく小さいマカロニ。

Horn(ツノ)+li(小さい)=「小さいツノ」という意味で、ソースがよくからむ美味しいパスタです。

パスタは、スイスでは一般的な食べ物ではなかったそうですが、イタリア人労働者がスイスに持ち込んで以来(だいたい19世紀)スイス全土に広がったそうです。

Migro(ミグロ)やCoop(コープ)といった普通のスーパーでも数種類のHörnliが手に入ります。

一口に「Hörnli(小さいツノ)」と言っても、大きさと太さはまちまち。

たとえば、これらは少し厚めで穴が大きめのタイプ。

BIO(ビオ)や完全に精製していないタイプも。

こちらは、少し小さめで穴が小さめのタイプ。

ピンキーリングくらいの大きさ?

さきほどご紹介した「Siedwurst(シートゥヴルスト)」に、アッペンツェラーチーズを混ぜたHörnliを合わせて食べるのがアッペンツェル地方の定番だそうです。

その名は、「Appenzeller Chäshörnli(アッペンツェラーヘスホーンリ)」。

Chäs=Käse=cheeseです。 ←アッペンツェル地方の方言

さて、ドイツ語の「ch」や「ö」の発音はどうやってカタカナにしたらいいのでしょう・・・私はちゃんと発音できません(涙)

それはさておき、作り方はいたって簡単!

茹でたHörnliに、削り下ろしたアッペンツェラーチーズを溶かし混ぜるだけ。

あとは、Brösmeli(ブロスメリ)というパン粉を小麦色になるまでバターで炒めたものを乗せていただきます。

今晩は、Brösmeliを作る粉(Paniermehl)がなかったので、日本のパン粉で作りました。

スイス人の夫は「すっごく美味しいBrösmeliができたね!」と大喜び。

スイスー日本のコラボレーション!

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