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スイス名物(?)のひとつであるHörnli(ホーンリ)は、とにかく小さいマカロニ。
Horn(ツノ)+li(小さい)=「小さいツノ」という意味で、ソースがよくからむ美味しいパスタです。
パスタは、スイスでは一般的な食べ物ではなかったそうですが、イタリア人労働者がスイスに持ち込んで以来(だいたい19世紀)スイス全土に広がったそうです。
Migro(ミグロ)やCoop(コープ)といった普通のスーパーでも数種類のHörnliが手に入ります。
一口に「Hörnli(小さいツノ)」と言っても、大きさと太さはまちまち。
たとえば、これらは少し厚めで穴が大きめのタイプ。
BIO(ビオ)や完全に精製していないタイプも。
こちらは、少し小さめで穴が小さめのタイプ。
ピンキーリングくらいの大きさ?
さきほどご紹介した「Siedwurst(シートゥヴルスト)」に、アッペンツェラーチーズを混ぜたHörnliを合わせて食べるのがアッペンツェル地方の定番だそうです。
その名は、「Appenzeller Chäshörnli(アッペンツェラーヘスホーンリ)」。
Chäs=Käse=cheeseです。 ←アッペンツェル地方の方言
さて、ドイツ語の「ch」や「ö」の発音はどうやってカタカナにしたらいいのでしょう・・・私はちゃんと発音できません(涙)
それはさておき、作り方はいたって簡単!
茹でたHörnliに、削り下ろしたアッペンツェラーチーズを溶かし混ぜるだけ。
あとは、Brösmeli(ブロスメリ)というパン粉を小麦色になるまでバターで炒めたものを乗せていただきます。
今晩は、Brösmeliを作る粉(Paniermehl)がなかったので、日本のパン粉で作りました。
スイス人の夫は「すっごく美味しいBrösmeliができたね!」と大喜び。
スイスー日本のコラボレーション!