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Hola! こんにちは!
今月のお題は"チョコレート"
スペイン語ではChocolate。(チョコラテ)
私のエネルギー源でもあります。
チョコレートというと、ベルギーやスイスを思い浮かべます。
確かに美味しい! そして日本のチョコレートも繊細で本当に美味しい!
それはそれは美味しいチョコレートへと進化を成し遂げましたが、
実はメキシコがチョコレート発祥の国なのです。
ご存知でしたか?
正式には、チョコレートの原料カカオの原産地がメキシコということです。
日本帰国中に子供たちの使っていた学校のノート(ジャ〇ニカ学習帳)の
豆知識に "メキシコはチョコレートの発祥の地" と書かれていたのを発見し、
外国でも、しかも子供が使うノートにまで紹介されていたので、うれしく思いました。
歴史上でも、紀元前のマヤ文明やアステカ文明の遺跡の土器、壁画等 からカカオが栽培されていたことが実証されています。
"Chocolate"の語源について、辞典などではナワトル語の"チョコラトル" "ショコラトル"が由来だとされ、
当時は神様の食べもので、王侯貴族や高級僧侶など間ではとても貴重なものとされていましたし、ある時は貨幣の代わりだったり、カカオをすり潰し薬として利用したり、貢ぎ物や交易品の物々交換、 様々な儀式で使用されていました。
現在でもその名残があり、
*結婚式
*シンコ・デ・マヨ 5月5日はメキシコのプエブラという地域の祝日
*キンセニェーラ (Quinceanera)という 女の子が15歳になったお祝いをする日
*死者の日
などの、祝祭日にはMOLE(モーレ)が欠かせない料理であることから、カカオが特別なものであったということを物語っています。
写真はGASTRONOMIA MEXICANAより。
モーレとはメキシコ料理で使用するソースを意味しますが、見た目は野菜抜きのカレーのよう。
地方によって味は辛かったり、甘かったりと様々ですが、チョコレートをはじめ様々なスパイスが入っているので、複雑な味わいを引き出し何とも言えない深い味。
私は甘めが好みです。
いくつかお勧めをご紹介。
モーレもメキシコに来たら是非試していただきたい一品ですが、
まず、CHOCOLATE ABUELITA。
直訳すると"おばあちゃんのチョコレート"
正真正銘、メキシコのカカオを使っています。
このチョコレートは食べるチョコではなく、お鍋に牛乳を温めてチョコバーを
溶かしてホットチョコレートとして飲むものです。
甘さはお好み調節できるので、私はハチミツを入れたりしますが、
子供たちはメキシコのおばあちゃんが作るチョコラテがやっぱり大好き。
カルーアチョコ
メキシコ産のカカオしか使わないチョコレート会社"Turin"とKahluaのコラボ。
世界で知られているカルーアはメキシコで栽培されたアラビカ種のコーヒー豆を使っているコーヒーリキュール。
***余談になりますが、このカルーアは私の旦那の出身地、ベラクルス州生まれ***
メキシコが誇る代表選手同士ですね。
是非、お土産としてどうぞ。
軽くてそれほどかさばらないので、スーツケースに入れてお持ち帰りください。
最後に、カカオの名前をそのまま付けたお店 Ah Cacao Chocolate Cafe
メキシコ国内の農園から直接送られてきたカカオを使って、チョコレートドリンクやコーヒーを楽しむことができます。
ショッピングモールLA ISLA の中などにもありますので、
お土産を買いにふらっとお出かけされた時に立ち寄ってみてください。
2月お題『チョコレート』