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日本とは事情が全く違うものの一つが自販機。
あるにはあるのですが高機能は期待できず、思いもよらぬものが売ってたりもしません。
もちろんソフトドリンク程度なら普通に買えますが。
そんなメルボルンのショッピングモールで、思わず二度見する自販機を発見しました。
なんと野菜やオーガニックの素材で作られたパンなどを販売しているのです。
今やサステナビリティやロハスという言葉は世界で定着していますね。
この自販機自体がリサイクル素材からできているのだそうです。
プラスチック製のジャー(容器)に入った野菜サラダは、ひところ流行ったメイソンジャーのコンセプトを思わせます。
手間がかかるサラダをサクっと入手できるようにしたのがフード・レボリューション自販機(The Fud Revolution vending machine)です。
健康的なイメージを全面に打ち出している、自販機革命といったところでしょうか。
通常の自販機が原始的な中で、こういうものを買えるのはなかなかシュールではあります。
実際にバナナブレッドを購入してみました。
常温保存はできません。そして消費期限も2日ほどでした。
好奇心で購入してみたのですが、バイトサイズ(大きめの一口)のものが2切ほど入っていました。
味は、、、まあ普通かなといった印象ではありました。
近くにはフードコートもあるのですが、こちらでランチを買っていく人も多いようでした。
肥満大国と言われることが多いオーストラリアですが、その反面で健康に関心が高い人やベジタリアンも多いのです。
移り気なメルボルンの人々の間で一時の流行で終わってしまうのか、定着するのか、そちらも興味深いような気もします。
【データ】
フード・レボリューション自販機(The Fud Revolution vending machine)
Twitter :https://twitter.com/fudrevolution