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イタリアに起源を持つバレンタインデーですが、由来は2月14日(3世紀)にローマ帝国のキリスト教迫害下で殉教したウァレンティヌス(バレンタイン)から来ているといわれています。
日本では、この日は女性が意中の男性に愛を告白というイメージですが、イタリアでは男性が好きな女性にとか、恋人・親しい人の間で何かを贈りあうことが多いです。贈り物の種類は色々で、チョコレートに限りません。
女性なら圧倒的に貰う方(ほう)が多いのではと思います。
↑ イタリア土産の定番(お菓子部門)といえば、お馴染みの青い箱に入ったバッチチョコレートです。
イタリアのお土産ということで、皆さんも一度は貰ったことがあるかもしれませんね。
現在、バレンタインデー用にバレンタインバージョンが発売されています。
↑ バッチ(バーチ)とは、イタリア語でキスのことです。
イタリア中部のペルージャという町で、ペルジーナ社(PERUGINA)が1922年より製造しているチョコレートです。
↑ お店やバールでも1月中旬頃よりバレンタインデー用の商品の飾り付けが始まりました。
先日、道でお店のショーウィンドウのバレンタインコーナーを見ていたら、イタリア人の若い男の子に "サン・ヴァレンティーノの日っていつ?" と質問されました。"2月14日だからもうすぐよ!" と教えてあげたのですが、イタリアではこのイベントはまだまだ商業化されていないと思いました。すぐ後に来るパスクア(復活祭/イースター)の方がより重要です。
↑ バールの店内のバレンタイン用の飾り付けコーナーです。
イタリア人は甘いものが大好きなので、バールに寄ってコーヒーなどを飲んだ後、お会計の時にレジの前に並んでいるちょっとした甘いお菓子を良く買っていきます。
バッチチョコの一個は丸い形をしていて(下部は平らなので転がらない)ポコンとした形の部分には、ヘーゼルナッツが丸ごと入っています。
↑ 口にハートが付いているカバは、チューブに入ったバッチチョコを守っています。とてもキュートです。
↑ カバがかわいいのでカバの話になりますが、カバはイタリア語でイッポポタモ(Ippopotamo)といいます。
イッポポタモをアルファベットで書くと「Ippopotamo」となりますが、この単語の最後の4文字にご注目下さい。最後の部分が「tamo」となっていますが、「tamo」はイタリア語で「Ti amo ティ・アーモ」、つまり、「君を愛している」という意味になります。(Ti amo の i は母音の前なので省略)
こういったことからイメージキャラクター(?)に選ばれたのかもしれません。
バッチチョコレート、一度、お土産にどうぞ!
バッチチョコレートについての詳細:
2014年10月7日 イタリア土産の定番、バッチチョコ。新商品の登場で3種類の味が楽しめます!こちら
2月のお題 "チョコレート"