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【新商品】べジタリアン向けの低カロリーなクロワッサン in バール。

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2016年4月8日
公開日
2016年4月8日
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突然ですが、皆さんは一日の中で、自分のオアシスタイムを持っていますか?

簡単に言うと、気分転換出来たり、リラックス出来たりする時間のことです。

好きな音楽を聴く、ペットと遊ぶ、ストレッチをするなどの方法でリラックスしている人もいるかもしれません。

もし普段は時間が取れない人であれば、まとまった休暇が取れたら海外旅行に行ってストレスを発散するという人もいるかもしれません。

しかし本当は、ストレスや"我慢"などは溜めておかず、一日10分でもリラックス&解消出来る環境を作ることが心身の健康の為にはいいのではないでしょうか!病は心にも起因しています。

筆者は気分転換する為のツールの一つとして、「バールに行くこと」をリストに持っています。

ぐったりしていても、バールのカウンターでコーヒーを飲むと一気に疲れは吹き飛びます。

何回も繰り返して習慣化してくると、自分の中で「バールに行くと=リラックス&リセット」と条件反射の様になって来るので、10分であっても完全に頭の切り替えが出来る様になります。

どんなシチュエーションでも、気分転換が出来る方法をいくつか用意しておくととても良いと思います!

さて、バールで心の洗濯をしている筆者ですが、前はなかったけれど、ここ2年位の内にバールのカウンターに出て来た新しいタイプのクロワッサンがあります。それではご紹介しましょう!

↑ 普通のクロワッサンはキツネ色をしていますが、このクロワッサンは色が白めです。何故でしょうか?

ところで今日ご紹介する"白めのクロワッサン"の反対と言えば、つい先日、恐ろしく真っ黒なクロワッサンの新商品、炭入りクロワッサンをご紹介しました。白に黒にとなかなか忙しいローマです。

カリメロちゃんについてはこちらをご覧下さい。

詳細:2016年3月29日号 じわじわ浸透中のあの黒い食べ物!!"カリメロちゃん風" 炭入りパン! こちら

↑ イタリアではコルネット(Cornetto クロワッサンの意味)とカプチーノなどの組み合わせの甘い朝食が主流です。

詳細:2013年6月21日号 イタリア人の朝食のメニューについての関連記事:イタリア人の朝ごはん スウィーツてんこ盛り 美食の国の朝ごはん その1 こちら

この様に、通常バールのカウンターにはクロワッサン、パイ、タルトなどの甘いお菓子が並んでいます。

この写真の中央部分、トレーの右端に見えるのが、白いクロワッサンです。

白いクロワッサンは、卵、牛乳、バターなど、動物に由来する原料を一切使っていないビーガンの人用(Vegan-完全菜食主義者)のクロワッサンです。

イタリア語では"コルネット・ヴェガーノ(Cornetto vegano)"と呼びます。

写真では角に追いやられているように見えますが、そんなことはありません。(^ ^)

↑ こちらは別の日の様子です。

一番右側にあるのが白いクロワッサン"コルネット・ヴェガーノ"です。左側にある普通のタイプのものと比べると、色の違いが良く分かります。

↑ こちらは普通のタイプのクロワッサンで、ジャムが入っているものです。中に入っているジャムには"森のフルーツのミックス"、"アプリコット"、"リンゴ"などがあります。

↑ "コルネット・ヴェガーノ"は卵、牛乳、バターなどを使っていない為、普通のものよりかなり低カロリーです。

特別、完全菜食主義者でなくとも、肥満気味の方や卵などにアレルギーがある方などが良く注文しています。

食感ですが、生地はパサッとしており、ふんわりとした感じはあまりないのですが、甘味は割と強くあります。筆者も、朝食時に軽めの味のものが食べたい時に頼むことがあります。

"コルネット・ヴェガーノ"は、今では全国的に流通して来ていると思います。

もし他のものより白っぽいクロワッサンをお店で見かけたら、そのさっぱりしたお味をお楽しみ下さい!

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