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地球の歩き方・現地特派員には毎月 "お題" というものがあり、5月のテーマは "(現地の)お魚料理" です。
そこで前回より、今まで筆者が集めて来たお魚料理の写真をカテゴリー別にまとめてご紹介しています。
新鮮な情報をご提供する為、写真は全て3年以内に撮影したものを厳格に選びました。ですので、多少レストランの所在場所が偏ってしまったかもしれませんが、その点はご勘弁下さい!
カテゴリーは以下の通りです。
今月のお題 "お魚料理"は、写真を見ているだけでも楽しんでいただけるかと思います!!
1.外で食べるお魚料理
※①のレストラン編は写真の枚数が多くなってしまった為、下記の通りその1、その2、その3(最終回)にざっくり分けました。
①大衆食堂から少しおしゃれなレストランまで(レストラン編)
イタリアのお魚料理:外で食べるお魚料理(レストラン編)その1 ※前菜、付け合わせなど こちら
イタリアのお魚料理:外で食べるお魚料理(レストラン編)その2 ※プリモ・ピアット こちら
イタリアのお魚料理:外で食べるお魚料理(レストラン編)その3(最終回) ※プリモ・ピアット、セコンド・ピアット、その他 こちら
②少しグレードアップした場合のお魚料理(ホテルのレストラン編)
イタリアのお魚料理:外で食べるお魚料理(ホテル編)
2.家庭で食べるお魚料理
イタリアのお魚料理:家庭で食べるお魚料理 こちら
本日は②の少しグレードアップした場合のお魚料理(ホテルのレストラン編)のご紹介ということで、コルベ ホテル ローマ(Kolbe Hotel Rome)にご協力いただき、厨房でお魚料理を撮影させてもらいました!
↑ ローマ市内中心部に位置しローマ観光に便利なロケーションの4つ星ホテル、コルベ ホテル ローマ(Kolbe Hotel Rome)です。真実の口から徒歩すぐで、コロッセオまで徒歩10分とローマ観光には良いロケーションのホテルです。が、かなり変わったというかユニークなホテルです。
ホテル内には古代ローマ時代の服装を纏ったマネキン(例:写真左側に見える女性のマネキン)が至るところにあります。暗い廊下の曲がり角に兜を付けたローマ兵のマネキンが突然置いてあったりするので、いつもギョッとしています。
↑ ホテルのロビーです。ここにもマネキンが数体います。明るい場所なら全然怖くありませんね!!
⇒撮影協力をいただいたにも関わらず、マネキンが怖い!と書いたのがバレると復讐で家にマネキンを運ばれそうなので、ホテルの人には内緒にしておいて下さいね (^ ^)
↑ かなりユニークなホテルと述べましたが、ホテルの中に博物館があったり、教会があったりします。
"コルベ ホテル(Kolbe Hotel)" の名前の由来にもなったカトリック教会の聖人マキシミリアノ・コルベ神父は、この建物がコルベホテルになるずっと以前ここに滞在していました。(1930年以降は日本にも滞在)
コルベ神父が勉学に励み月日を過ごしたお部屋はそのまま残されています。
* ホテル及び、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で囚人の身代わりになって命を落としたコルベ神父についてはブログ下部にリンクを張ります。詳細はそちらをご覧下さい。
↑ ホテルの中に教会もある、本当にユニークなホテルです。
しかし使われている椅子はやはりホテルっぽいです。
↑ ホテルの中庭にあるガーデン・レストラン "パラティーノの丘で" です。
こちらのレストランの厨房でお魚料理の写真を幾つか撮らせてもらいました。シェフは女性です。
営業時間:ランチ:12:30 ~15:00 ディナー: 19:00 ~22:00 バー: 11:00 ~24:00
↑ アンティパスト(前菜)です。
緑の葉っぱ類をメカジキの燻製で巻き、脇に果肉が赤いグレープフルーツを添えたものです。メカジキは、"レストラン編 その3(最終回)"でもご紹介しましたが、イタリア語では Pesce spada ペッシェ スパーダといいます。Pesce ペッシェ は魚で、spada スパーダ は剣や刀の意味です。おそらく魚の容姿から来たものです。イタリアではメカジキはメッシーナ海峡(シチリア島とイタリア本土の間にある海峡)周辺で良く捕られますが、漁師のメカジキの捕獲方法が面白く、それも含めてメカジキが大好きになりました。
↑ こちらは先程と同じく前菜でメカジキの巻物ですが、脇には鮭のマリネを添えてあります。お皿の装飾に使われている茶色のソースはお馴染みのバルサミコ酢です。
詳細:2016年2月7日号
イタリアの調味料:美食の国の食卓でよく使われるベスト5は何でしょうか? こちら
↑ こちらも前菜です。
左から鮭のタルタル、マグロのタルタル、タコのタルタルです。
↑ 左上から、アスパラガスのフラン、その下が鮭のタルタル、マグロのタルタルに一番右が牡蠣です。
↑ プリモ・ピアット(第一皿目)の白身魚とナッツのパスタです。
↑ こちらもプリモ・ピアットのオマールエビのリゾットです。上にのっているのはホウズキです。エビさんが・・・。
↑ パッケリという大きくて太いパスタをハタのソースで和えたもの。(パッケリを使った料理の例は "レストラン編 その3(最終回)" もご覧下さい)
↑ "地中海のお魚三兄弟"というお料理の中のマグロのセサミ焼き。後に見えるのはシチリア島の赤エビ。
↑ ある日はお寿司もやっていました。
その他にはヴォンゴレのスパゲッティ、エビとカラスミのパスタなどがありました。
お魚料理に合わせるのは白ワインですが、お奨めは
– Ceretto Blange'
– Soave Masi Colbaraca
– Falanghina Torre Varano
– Frascati Santa Teresa
– Pinot Grigio Polencic
– Gewurztraminer H Lun などがあります。
また一般的に、ホテルに付属しているレストランはスタッフがホテルから良く教育されていることが多いので、ゆっくりと気持ちよく過ごせることが多いです。
コルベ ホテル ローマについて:
2015年4月24日号:【おススメホテルガイド-No.1 コルベ ホテル】中心部で観光に便利かつ窓から遺跡に手が届きそうなユニークなホテル! こちら
2015年11月23日号:コルベ ホテル ローマ(Kolbe Hotel Rome)がホテル界のオスカー受賞!(2015 World Luxury Hotel Awards) こちら
5月お題"魚料理"