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マレーシアの首都クアラルンプールから南へ約35kmほどにあるプトラジャヤ(Putrajaya)。裁判所や一部省庁などの政府の行政機関を集めた人口都市です。
クアラルンプールのアジアの喧騒からは想像もつかない広大で整然とした街のため、ふだんは閑散とした印象です。
ただし時折イベントなどが開かれており、その期間はもちろん大にぎわい。ガラガラの5車線道路に二重、三重駐車のカオスぶりで、その落差もアジアとも言えます。
毎年この時期に開かれているガーデンショー、フロリアプトラジャヤ&マジック・オブ・ナイト(Royal FLORIA Putrajya & Magic Of The Night)が5月27日-6月4日まで開催されてました。
日も沈み涼しくなる頃から始まるのが、マジック・オブ・ナイトです。
マレーシアの州ごとにイベントのテーマである花と緑をアレンジした派手な電飾の水上フロートがプトラジャ湖(Putrajaya Lake)をクルーズするのです。
夕涼みがてら訪れる人が多いのはわかっていたので、フロートから遠いのは承知で対岸のマリーナに。
が、デジイチに望遠レンズをつけても、思っていたより小さくてちょっとあせりました。
ちなみのこちらのブリッジの下あたりまで、フロートは湖面を進んでいきます。
夜8時のスタートですが、のんびりな国らしくジャストには発進しません。
せっかちな日本人ゆえに「あ、今日はやってないのか?」とこれまた勝手にあせりました。
カラフルなネオンに彩られた極彩色のフロートが漆黒の湖面を照らします。
目を凝らしてみると、熱帯の国らしく花、鳥、ワニなどトロピカル情緒満載。
中にはちょっとわからない造形もありますが、どこかスローでゆったりとしていて
湿気を帯びた夜に似合うような気もしてきます。
水上フロートのデザインや電飾は毎年変わるのだそうです。
夜11時までやっており花火もあがるのですが、フロートのゴール地点へ行くまでにすごい渋滞でたどり着けず、残念ながら帰宅しました。
遠くても、夕涼みがてら眺めるのなら、今回の観覧スポットマリーナ・プトラジャヤ(Marina Putrajaya)がゆったりとしていてよかったように思いました。
【データ】
フロリアプトラジャヤ&マジック・オブ・ナイト(Royal FLORIA Putrajya & Magic Of The Night)
※2016年度は終了
マリーナ・プトラジャヤ(Marina Putrajaya)
住所:No. 1, Jalan P5/5,、Precinct 5,、62200 Putrajaya
Tel:+60 3-8888 0317
営業時間:9:00〜22:00 ※祝日などの際は時間変更あり
それぞれ本文内リンク先から公式サイトへ。