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アッペンツェル産の干し肉 MOSTBRÖCKLI モストブルックリ

ヘス順子

ヘス順子

スイス特派員

更新日
2016年5月30日
公開日
2016年5月30日
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Mostbröckli(モストブルックリ)は、スパイスをたっぷり使った燻製の干し牛肉。

昔は発酵りんごジュース(Most)を使って風味をつけていたため、"Most"bröckliと名付けられたという説もあります。

アッペンツェル・インナーローデン、アッペンツェル・アウサーローデン、ザンクト・ガレンで生産される保存食で、一説によると1905年には人々に食されていたという記述があるそう。

塩漬け牛肉を燻製し、乾燥させたもので、薄く薄く切って食べるのが一般的。

店頭では、すでにスライスされた状態で販売されています。

スパイスの香りがほどよく、適度な薄さで、適度にしっとりしているので、とても食べやすいです。

脂肪分は約2〜3%なので軽めなのも嬉しいです。

これは、お手頃価格で有名なスーパーマーケットDenner(デナー)のもの。

(100gで6.45フラン)

デパートではもちろん、2大スーパーマーケットのCoop(コープ)やMigros(ミグロ)でも、もちろん手に入ります。

そのままお酒のおつまみとして、パンと一緒に、サンドイッチにして・・・などなど、お手軽に食べられる定番食品のひとつです。

我が家では、ホワイトアスパラガスを食べるとき必ず使います。

茹でたアスパラガスに、白ワインソースをかけ、小さく切ったMostbröckliをぱらぱら散らして出来上がり。

旅行中は、スーパーでMostbröckliと小さいパン(黒いパンがベター)、あとはミニトマトを買って簡単な食事にも。

塩分があるのと、水分が少ないので、バッグの中でも傷みにくくて重宝します。

ぜひ、お試しください!

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