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初めまして! 西東たまきです。2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。
インド洋に面した港を備え、アフリカ内陸へ向かう経済の玄関口。発展に向かってパワフルに変わり
ながら新旧の入り混じる街・ダルエスサラームの様子をお伝えします。
さて初回は、タンザニアの言語「スワヒリ語」での挨拶についてご紹介します!
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タンザニアの人は挨拶に時間をかけます。
人に出会ったらまずは、
・Habari za asubuhi? (ハバリ ザ アスブヒ)おはよう
・Habari za mchana? (ハバリ ザ ムチャーナ)こんにちは
・Habari za jioni? (ハバリ ザ ジオーニ)夕方の挨拶
・Habari za usiku? (ハバリ ザ ウスィク)こんばんは
その後さらに、
・Habari za nyumbani? (ハバリ ザ ニュンバーニ)ご家族はお元気?
・Habari za watoto? (ハバリ ザ ワトト)お子さんはお元気?
・Habari za muke/mume wako? (ハバリ ザ ムケ/ムメ ワコ)奥さん/ご主人はお元気?
・Habari za wikiendi?? (ハバリ ザ ウィキエンディ)週末はいかがでしたか?
・・・などが複数。
返答はいずれの場合も、"Salaama(サラーマ)"、"Nzuri(ンズーリ)"、" Safi(サフィ)"
や"Poa(ポア)"などなど(どれもFine/Coolの意味)。そして、こちらからも同様に聞き返すので、
長い訳です。
日本人の感覚としては、延々と続きます。知り合いであれば、歩みを止めてじっくり立ち止まる
必要がありましょう。用件のある時は、早々に切り上げて早く本題に、と思ってしまいがちですが、
ここは異文化を尊重してこちらからもご家族は?お子さんは?と返しましょう。とても喜んでくれます!
他に、親しみある挨拶として、Hu jambo!(フ ジャンボ) 若者はMambo!(マンボ)なども。
ちょっとステキなのは、"Umeamkaje?(ウメアムカージェ)"という朝の挨拶。
"How did you wake up?(どんな気分で目覚めましたか)"という意味です。日本語だと、ご機嫌
いかが?といったところでしょうか。
そして、最近覚えたのは"Kumekucha!(クメクーチャ/Brand-new day!)"新たな一日!
タンザニア人を見ていると、日本人と比べ、人と人の距離がとても近いことに気付きます。
歩いている時、すれ違いざまに、"Hu jambo!(フ・ジャンボ)"などと見知らぬ人から声を掛け
られることはよくあります。知り合い同士であれば笑顔で挨拶を交わすところでしょうが、
面白いのは、挨拶は笑顔でなくてもよいことです。言葉を交わすことが重要なのでしょう。
観光客/外国人として、付け入られる隙を与えてはいけませんが、すれ違いざまにむっつりと挨拶
されたら、挨拶を返しましょう。むっつりと、で結構です。