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コンチキチン・・後祭りの祇園囃子が聞えます。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2016年7月21日
公開日
2016年7月21日
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コンコンチキチン コンチキチン・・後祭りのお囃子が

京の町に響いています。

後祭りの人気の鉾、大船鉾です。

大船鉾では鉾の先端に檜で作られた龍頭が復活しました。

以前の龍頭は幕末に焼失したそうで、復活するのは約152年ぶりとの事。

高さ約2メートル、重さ約220キロの素晴らしい龍頭です。

大船鉾が建っているのは新町通り。

新町通りから四条を挟んで、南観音山が見えます。

祇園囃子に誘われて南観音山へ。

コンコンチキチン コンチキチン・・

コンコンチキチンと鳴っているのは鉦。

雅楽の様な、ご詠歌の様な、草笛の様な独特の音色が耳に響きます。

祇園祭の後祭りが復活したのは2014年でした。

前祭りでは圧倒される程の人出となりますが、後祭りは

控え目な人出で、昔ながらの、そぞろ歩きで祇園祭を楽しみたい人にお勧めです。

新町通りや室町通りに建つ山鉾の数は10基。

夕暮れから夜景に変わり、提灯の明かりが綺麗です。

先人達が詠まれた、祇園祭の名句も浮かんで来ました。

「われもまた ゆきてまぎれん 祇園囃子の中」

「孫と見る 祇園祭りの 旗ゆれて」

「遠くより 祇園囃子は こんちきちん」

「宵山へ 娘二人の 帯結ぶ」

「ゆくもまた かへるも祇園囃子の中」

コンチキチン コンチキチン・・・・・

祇園祭の後祭り。

祇園囃子が響いています。

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