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皆さん、こんにちは!暑い今日は、いつもと違って出来るだけ短く軽めに行きたいと思います!
日本からイタリア(ローマ)へ入られる場合、殆どの方はローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港 という空港に到着されると思います。レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港は、ローマ県に約120ある地方自治体の内の一つの"フィウミチーノ市"というところにあり、フィウミチーノ空港とも呼ばれています。この空港はイタリアで一番大きな空港で、ローマの南西約30キロメートルのところに位置しています。
↑ レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港の位置を見てみましょう!
空港は海の近くにあります。日本からレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港に着陸する際、しばしば寝ぼけていて日本に到着するのかローマに着陸するのか分からなくなる時がありますが(*筆者だけかも)、窓から真っ青な地中海と海岸線にぎっしり生えるローマの笠松を見た瞬間に「あれっ、もう帰って来ちゃったんだっけ??」とふと我に返ることがあります。飛行機の中では本気では眠れない質なので、長旅の最後の方は疲労がピークに達し、大体のケースで生きる屍の様にゲッソリと憔悴し切っています。隣の席の方にはいつも優しくしていただいております。
イタリアの笠松についての過去記事:
2013年8月8日号 ローマの松の木、かわいい傘のかたち。いつも写真は一緒!こちら
そして、ローマにはレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港の他にもう一つ空港があります。
チャンピーノ空港(ジョヴァン・バッティスタ・パスティーネ空港)です。
↑ ローマのチャンピーノ空港の位置です!
この空港はローマ市の15km南にある"チャンピーノ市"にあります。主に格安航空会社のヨーロッパ線がこの空港に発着しています。格安航空会社には色々なものがあります。15~16年位前にライアンエアー(Ryanair-アイルランド国籍の格安航空会社)が流行っていた時期があり、筆者の周りではイタリア-ヨーロッパの都市間を往復20~30ユーロでヨーロッパ旅行をしている人が多くいました。目を皿の様にして常にライアンエアーのホームページをチェックしていた知り合いがおり、ある時、ローマ発ロンドン行きの便が片道1ユーロ(150円位)というスペシャルオファーが出たとかで、記憶が確かならば、彼女は往復10ユーロ位でイギリスへ遊びに行っていた様に思います。
このローマの2つの空港についての「日本語ガイド」が、空港を管理するローマ空港株式会社(Aeroporti di Roma S.p.A.)によって作成されています。日本語ガイドはどなた様もダウンロードしてご利用いただくことが出来ます。こちら
笑ってはいけないのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港の日本語ガイドでは、「ダ・ヴォンチ国際空港」と表記されています。とはいえ、この日本語ガイドは頑張って作成している感じが出ていて微笑ましくもあります。どうぞご覧下さい。
もう今は作成されていないのですが、以前ローマ市では「ローマ市公式マップ」を日本語に訳して無料配布していた時期がありました。たまたまかどうか分かりませんが、筆者がツーリストインフォメーションで貰ったマップには幾つか誤植(?)があり、誰かに指摘されたのか、それを白の修正ペンで必死で消してあり、「一大観光都市のローマが出すマップなのに、誰もチェックしてくれる人はいなかったのかしら??かわいそうに。」と首を傾げた覚えがあります。2006年頃から予算の関係で日本語マップは出なくなってしまいました。いつの日か、また再開してくれると嬉しいです。
↑ ローマの夜は特殊です。
夕方、静かな場所から一人で町の喧騒を見下ろしていると、空気の粒の中に溶け込んで私という存在がなくなってしまったかのような不思議な感覚に包まれるのです。
↑ ローマの夏はまだまだ続きます。皆様、どうぞ良いご滞在を!
(写真:ナツィオナーレ通りにあるローマ三越前)