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日本でも流行っているらしい!「ランタンフローティングセレモニー」がとっても良いイベントだった

りひゃん

りひゃん

グアム特派員

更新日
2016年9月28日
公開日
2016年9月28日
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ハッファデイ~!グアム・デデド特派員のりひゃんです。

最近仕事のしすぎで腰が悲鳴を通り越して大絶叫しています。10月に日本に一時帰国予定なのですが、帰国中に韓国にも行くんです。その時にマッサージを沢山受けて、たーっぷり癒されてこよう計画を立てています。

「グアム―日本―韓国―日本―グアム」と、こんな感じに世界を股にかけてきます!!

さて、先日9月10日の良く晴れた土曜日に「ランタンフローティングセレモニー」というイベントに行ってきたよ。場所は写真を見てわかる方はグアム通!ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(通称イパオパーク)です。

会場に着いたのは夕方16時頃。既に沢山の人で賑わっていました。ところで「ランタンフローティングセレモニー」ってどんなイベント?台湾などでちょうちんに火を灯して川に流したりする、日本でいう「灯篭流し」みたいなものです。本場台湾では、街中が沢山のちょうちんで埋め尽くされてそれはそれはキレイなんだって!最近だとディズニー映画「ラプンツェル」のワンシーンで「スカイランタン」のシーンがあって幻想的だって話題になりましたね。そして1、2年ほど前から、アメリカで「ランタンフェス」なるものが流行り出し日本でも今年初めて開催。倍率2200倍という今旬のイベントなんだとか。

今回参加したセレモニーは「フェス」とはまた違った式典で、戦争や自然災害、病気などで亡くなった方を追悼する意味を込めたもの。明治大正時代にグアムに初めて移住を始めた日本人、いわゆる「移民一世」の方たちが結成した団体「グアム日系人会」が主催するイベントです。昨年初めて開催した同セレモニーは今年で2回目。今後毎年行われるイベントになりそうです。

受付を済ませたらランタンに添える紙を渡されます。その紙に自分の大切な人へのメッセージや、平和を願う想いを書いていきます。黙々とメッセージを書く我が夫。家族と私への幸せを願うメッセージを書いていましたよ。こういうのってちょっと照れません?いざ書こうと思っても中々言葉が出てこなかったり・・・。

私は日本に住む家族の健康と幸せ、そして新しく出来たグアムの家族とずっと仲良く楽しく暮らせるようにというメッセージを書きました。でもやっぱりちょっと恥ずかしかったので「グアムNo.1ライターになる!」という野望も冗談で添えてみました。(冗談だけど本気だよ!)

メッセージを書き終えた後、プロア舟をモチーフにした土台に紙をセットします。中にはキャンドルが添えられていましたよ。日本の灯篭流し文化と、グアムチャモロ文化で昔から代々引き継がれてきたプロア舟を融合させたランタンは、主催者のグアムと日本に対する敬意の気持ちが伝わりますね。

セレモニー終了後に、参加者たちが一斉に海へランタンを放ちます。キャンドルの火が消えないように、そーっと運び海へ流しました。このランタンは地元のボランティアの方たちが回収し、来年また使用するそうです。

夕暮れにぼんやりと浮かぶ沢山のランタン。用事があったので暗くなる前に会場を後にしたのですが、もっと暗くなればキャンドルの火がキレイなんだろうな~。来年も開催されるそうなので、また来年行こうっと!私の大切な家族へ向けたメッセージや想いが届きますように・・・。

■2016ランタンフローティングセレモニー

開催場所:ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(通称イパオビーチパーク)

料金:参加費無料

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