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ダルエスサラームのランドマークの一つ? 新中央郵便局"Posta(ポスタ)"。
大通りに面した正面はバスの発着所になっているので、乗客の他、物売りも多い大変
賑やかなエリアです。
手頃な価格で国際荷物が送れるEMS専用カウンターはじめ一般的な郵便業務はじめ、
各種支払い、送金、両替、インターネットカフェ等のサービスが一堂に揃っています。
近頃はめっきり使う機会が減ってしまった切手も、ユニークなデザインや美しいものが
手に入るので、是非チェックしてみて頂きたいと思います。
印象的なのは、建物の裏手に向かう長い廊下沿いに、迷路のようにズラリ並ぶ無機質な
私書箱の壁、壁、壁。
当地では、郵便物は自宅に届けられるものではなく、任意の郵便局に私書箱を開設して
受け取る仕組みになっています。一般に"Address(住所)"といえば、この私書箱番号
を書きます。
但し、この「住所」では、実際の場所には辿りつけないので、訪問する際はエリア名、
ストリート名、区画番号、△△の近く、◯◯の向かい、などと説明する"Physical Address
(実際の住所)"を説明する必要があります。
ところで、送る・受け取ると言えば、面白いのは国中を巡る長距離バスによる配送サービス
ではないでしょうか。旅客を乗せる普通の長距離バスですが、バススタンドの専用カウンター
で手続きをすると目的のバス停まで、たった一枚の書類から大荷物までをも運んでくれる全国
配送システム。
数百キロ離れた宛先へも同日中に着いてしまいます。
日本で考えられるような郵便配達も宅配サービスもないと思いきや、それを上回る程のスピー
ドでモノを運ぶサービスが、長距離バスという思わぬ手段を利用してちゃんと在るというのは
面白いと思いませんか?
さて、話は戻ってポスタ。
建物の裏手には誰でも利用出来る食堂もあり、タンザニア定番料理の軽食・定食が格安で食べ
られます!