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前回に引き続き、12月~1月にかけてのローマの町のクリスマスツリーやイルミネーションの様子をご紹介しています。
写真の枚数が多い為、その1とその2に分けました。その1はこちらをご覧下さい。
また、しばしばクリスマスの期間はツリーと同様にプレゼピオ(キリスト降誕の場面を人形で再現した模型)も飾られます。今年は、教会、広場に飾られているプレゼピオを精力的に廻ったので、写真もたくさん集まりました。現在、プレゼピオのみの"プレゼピオ集"を作成しておりますので、もう暫くお待ち下さい!
↑ ポポロ広場とヴェネツィア広場を結ぶコルソ通りに面した、高級ファッションブランドのフェンディ(FENDI)本店前のイルミネーションです。激しく光っています!この場所はラルゴ・カルロ・ゴルドーニ(Largo Carlo Goldoni)と言い、この広場に延びるコンドッティ通りを真っすぐ行けば突き当りはスペイン広場です。場所柄、人通りが大変多い為、撮影するのにとても苦労しました。
↑ コンドッティ通りを、コルソ通りを突っ切って更に真っ直ぐ行ったフォンタネッラ・ボルゲーゼ通りのイルミネーションです。フェンディの建物は写真右側に見えます。
↑ ポポロ広場とヴェネツィア広場を結ぶコルソ通りをポポロ広場側を背にして撮影しました。長い川の様なイルミネーションです。
↑ 続いて、高級ブランドが並ぶ、コンドッティ通りのイルミネーションです。こちらはかなりシンプルな飾り付けです。道の突き当りに見えるのがスペイン階段ですが、階段に設置してあるクリスマスツリーは数秒ごとにイルミネーションの色がピカピカ変わるので遠くからでも良く見えます。写真中央奥に見えるピンク色の光がそのクリスマスツリーです。
↑ スペイン階段があるスペイン広場に到着しました。
↑ ツリーの色は、青色を中心にまとめた色調、ピンク色を中心のもの、オレンジ色系統のものと変化しましたが、写真のピンク色系統のものが一番綺麗に思えました。
↑ 次は日中に、同じく目抜き通りコルソ通りにあるショッピングモール"ガッレリア・アルベルト・ソルディ(ガッレリア・コロンナ)"にやって来ました。写真の右側に見える大きな建物です。宙を走るイルミネーションの電線には"良い休暇を!(ブオネ・フェステ)"の文字が見えます。こちらも夜になるとイルミネーションされます。見えている教会はサンタ・マリア・イン・ヴィーア教会です。教会を入ってすぐ右側にある礼拝堂で"聖水(奇跡の水)"をいただくことが出来ます。
↑ ショッピングモールの中のクリスマスの装飾です。"ガッレリア・アルベルト・ソルディ"は平日及び日曜日は21時まで、土曜日は22時までオープンしています。ショッピングモールの詳細はこちらでご覧いただくことが出来ます。
↑ 続いて、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りに行きました。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りはバチカン市国方面へ架かるヴィットリオ・エマヌエーレ2世橋とヴェネツィア広場近くを結ぶ通りです。大雑把に言うと、コルソ通りは南北に走る通りですが、こちらのヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りは東西に延びています。写真のイルミネーションは、カンポ・デ・フィオーリ市場方面へ入る道の一つです。
↑ ローマで最も重要なクリスマスツリーの一つ、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂前に設置された法王様のクリスマスツリーです。
以前に今年のクリスマスツリーの設置の様子を撮影することが出来ました。詳細はこちらの記事にまとめてあります。
2016年11月27日号:バチカン/サン・ピエトロ広場に巨大クリスマスツリー25mが到着しました!!こちら
↑ ツリーの左横にプレゼピオ(キリスト降誕の場面を人形で表現した模型)も設置されています。今年のプレゼピオの作者は、マルタ共和国出身のManwel Grech氏です。マルタの風景を忠実に再現したプレゼピオには17人の登場人物がおり、中でもマルタの船"Luzzu"で陸に着く様子はアフリカからイタリアに上陸しようとする難民の悲しい現実をも表現しているそうです。
↑ 最後に、家庭でのクリスマスの装飾の例で締め括りたいと思います!
12月のとある日、朝起きると家の前のところにもツリーが出ていました。これはお花が大好きで、管理しているマンションをいつも綺麗にしてくれる不動産屋さんの仕業です!!(毎年、深夜にこっそり設置して行きます)
それでは次回は、年末年始にかけて廻ったプレゼピオのまとめ記事、"プレゼピオ集"をお届けしたいと思います。