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↑ サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の近くにあるサンタ・プラセーデ教会(Basilica di Santa Prassede)です。「天上の園」と呼ばれる中世(9世紀)の金ぴかの黄金のモザイクの礼拝堂があることで有名な教会です。プレゼピオは教会の奥にありました。
↑ 苔の洞窟をバックにリアルに作られた人形が本当に美しいプレゼピオです!
↑ キリストのお母さんのマリア様、そしてとても凛々しいお父さん(聖ジュセッペ)です。衣装も端正に布で作られていました。
↑ 続いて、ローマの郵便局の本庁があるサン・シルヴェストロ広場です。この大きな郵便局はスタッフも親切で頼りになるので、面倒な問題がある場合は小さな郵便局は回避し、直接こちらへ行かれると良いです。広場はスペイン広場から徒歩10分で、郵便局の営業時間は月~土曜日は8時20分~19時5分です。日曜日はお休みです。 その郵便局にぴったりくっ付いた真隣にあるのがサン・シルヴェストロ・イン・カピテ教会(Chiesa di San Silvestro in Capite)です。8世紀に建てられた小さな歴史ある教会は美しいです。中に入ってプレゼピオを探すと、右身廊の中央に展示されていました。展示場所は教会によって様々です。
↑ ここのプレゼピオは植物が全部本物です! 苔を食む羊の配置や、藁で丁寧に作られた小屋などに作られた方の愛情を感じました。
↑ 次はローマの南のやや郊外にあるサンクチュアリ(聖域)・デヴィーノ・アモーレ教会(Santuario della Madonna del Divino Amore / Sanctuary of Our Lady of Divine Love)です。ローマっ子は略して"ディヴィーノ・アモーレ"と呼びます。教会は大き目なのでプレゼピオも大きなものでした。
↑ こちらのプレゼピオを見に訪れた時はまだ11月でしたので、藁の上にはまだ赤ちゃんキリストはいません。やって来るのはこれからです! 参考記事:2016年10月31日号 ローマっ子のサンクチュアリ(聖地)、聖母マリア様のディヴィーノ・アモーレ教会こちら
↑ お次は、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂の隣にあるサン・ジョヴァンニの洗礼堂(Battistero Lateranense)です。4世紀に建てられた洗礼堂ですが、円柱やモザイクなどの内部装飾は当時のものが部分的に残っており素晴らしいです。八角形の洗礼堂を入るとすぐ右側にプレゼピオは置かれていました!
↑ 人が近づくと3分間、自動で照明が付きます。非常にほのぼのとしたタイプのプレゼピオでした。
↑ 今度はローマの有名観光スポット"コロッセオ"にやって来ました。コロッセオの前に一風変わったプレゼピオがあると言うのです。現在、コロッセオ周辺はローマの地下鉄C線のコロッセオ駅を建設する為に工事中となっていますが、プレゼピオを探すと、コロッセオ前の地下鉄建設工事現場の中に組み込まれていました。細長い工事現場は黄色の高いメタルの柵で周囲を囲まれていますが、端にある工事現場の人が普段出入りする入口の鉄板が取り除かれ、代わりにプレゼピオが置かれていました。工事現場の人達からのプレゼントと言うことです!「MetroC(=地下鉄C線)」と言うサインも右端に入っています。 参考記事:2014年9月18日号 ローマで3本目の地下鉄C線(緑色)の一部区間が10月11日より運行開始になります!こちら
↑ 赤ちゃんキリストをやさしく守るロバと牛です。
↑ 最後はナヴォーナ広場(Piazza Navona)です。ローマ中心部にあるナヴォーナ広場の周辺にはパンテオンなどがあり、見所もいっぱいな場所です。広場の中心まで進むとプレゼピオを発見しました! 参考記事:2017年1月16日号 "2017年、今年も宜しくお願い致します!" from ナヴォーナ広場 こちら
↑ ナヴォーナ広場のプレゼピオも毎年変わりますが、今年は"真実の口広場"が舞台になっています。例えば、プレゼピオの右側に見える円柱は、丸い形のヘラクレスの神殿(紀元前2世紀)です。この美しい神殿は今も建っていますので、機会がありましたら実物もご覧下さい。
ヘラクレスの神殿について:
2017年4月25日号【ローマ建国 2770th 記念】古代ローマ人のパレードを見て来ました! こちら
と言うことで、今年は多くのプレゼピオを訪問することが出来ました。プレゼピオだけを見て廻るのもとても面白いと思うので、この時期にローマ(イタリア)をご旅行予定の方は、是非教会なども覗いてみて下さい。どんなに小さい教会でもかわいいプレゼピオを用意しているはずです!