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ローマの最近&GW中のお天気:難しいこの時期の服装選びのアドバイスです!

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2017年4月27日
公開日
2017年4月27日
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イタリアでは3月はマルツォ・パッツォ(Marzo pazzo/March、mad)と言い、天候の不順さから狂気じみた3月と呼ばれていますが、ローマでは今月4月も引き続き、数日ごとに暖かくなったり寒くなったりする良く分からない天候が続いています。本日はここ数日以内に筆者が町で撮影した写真で人々の服装が良く分かるものを基に、この時期にお奨めの服装についてご説明したいと思います!

↑ 先日撮影したトレヴィの泉の夜の様子です。10~20代の若者はトレーナーの上にジーンズ素材のジャケットや、パーカー、ショートコート、ブルゾンなどを重ね着しています。

↑ 突然ですが、今の時期に丁度良い服装はこんな感じです。上に着る洋服には多くの種類があり、いまいちどう表現して良いか分からなかったので、ユニクロさんのホームーページから服装のイメージにぴったり合うものを探してみました!

↑ こちらは、2日前にローマ人の仮装行列で撮影した写真です。昼間はこの通り暑い位なので、脱ぎ着出来る服装が良いです。写真の中にも半袖の方がいます。天気の良い日はUV値も8.9(1~10まで)もあるので、すぐに焼けてしまいます。ですので、日焼けを好まない方は日焼け止め対策が必要です。

ローマ兵の行列の向こう側で見ている人達の服装を見ると、薄いダウンジャケットを着ている人、ジャンパーやパーカー類を着ている人、セーターの人、首に厚めのスカーフを巻いている人など様々です。日中は上着を脱いで腰に巻いたりしている人が多いです。

2017年4月25日号 【ローマ建国 2770th 記念】古代ローマ人のパレードを見て来ました!こちら

↑ こちらもローマ人のパレードを見に行った時の写真です。写真の一番右側の男性の来ている服や、中央の女性の紺色のもの、一番左側の男性が手で持っている紺色のライトダウンなどがこの時期には良いと思います。

↑ イメージ的にはこの様な感じの服です。ユニクロさんのサイトには、ウルトラライトダウンと書いてありました。最近の日本の洋服は種類が多くて新しい服の流行に付いて行けていないのですが、"ウルトラ"でなくてもライトダウンの商品でも良いと思います。

まだ夜は10度位まで下がるので、昼夜の寒暖差が激しいです。先日のブログにも書きましたが、先週頃までローマは暖かかった為、多くの人が衣替えをしてしまったことから、カーディガン程度の薄手のものしか着るものがなく風邪をひく人が続出しました。筆者の周りでも一度片づけた冬の洋服を出すのが面倒なので、痩せ我慢をしている輩が多数いましたが(本人含む)、結局寒さに勝てずにまたセーター等を出して来た模様です!

↑ 男性の場合の服装のイメージです。下に着るものはセーターやトレーナーが良いです。シャツ一枚だとまだ寒い様に思います。

↑ 参道の人々の服装をご覧下さい。ジャケットかパーカーの下に厚手のセーターを着るパターンもお奨めです。この日の様にからっと晴れた日中は気温が上がると20度を超えますが、夕方から気温が下がって来ます。平均的な皮膚感覚をお持ちの方であれば、日が落ちてからは何か厚手のものを着ていないとまずい予感(風邪の予感)がします。またここ数日は変に湿度が低いので、こまめな水分補給をお奨めします。

それではローマの天気予報です。

5月27日~28日は日中、時折雨が降り、気温は最低14度前後、最高17度前後です。この2日間は暖かめです。

29日~5月1日までは晴れ時々曇り、気温は最低9度、最高18度前後です。

2日~4日も晴れ時々曇り、気温は最低13度、最高20度です。

5日からは最低気温が徐々に上がって行きます。5日~10日は晴れ時々曇り、気温は最低15度、最高21度です。

5月1日は夜20~23時まで、7日は14時頃に雨が降る予報ですが、一時的なものです。

服装アドバイスをまとめますと、この時期は薄手のコートは不可欠です。石造りの建物のイタリアは、いくら外が暑くても室内は大理石貼りなので底冷えがします。特に美術館、博物館などの内部はひんやりしているので、夏でもカーディガンなどの羽織るものが必要な位です。冬なら尚更です。

寒くて風邪を引き体調を崩すよりも、多少かさばっても暑くて脱げる格好でお越しいただいた方が賢明かと思います。

それでは皆様、素晴らしいローマ滞在を!!

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