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日曜日に知り合いのローマっ子夫婦の結婚25周年記念パーティがありました。場所はローマです。イタリアの文化や現地の生活習慣が何となく分かるかと思いますので、今回はこちらでもご紹介します!
↑ 後程詳しくご紹介しますが、パーティ会場のお料理です。ブッフェ形式で好きなお料理を取りに行くことが出来ますが、招待客は100名以上いたのでお料理は毎回補充される度に、あっという間になくなっていました。皆とにかく早いです。
↑ カトリックの国なので、結婚記念日はまずは教会で祝福して貰うところから始まります。夫婦とその子供達が対象です。ミサが終了すると、教会の正面出入り口から出て来たカップルに、ライスシャワーを浴びさせます。大理石に落ちたお米で滑る人が続出して皆笑っていました。
↑ ミサが終わると、すぐに旧アッピア街道の近くにあるレストランへ直行しました。まだ18時頃で、イタリア的には夕ご飯を食べるには早過ぎる時間の為、軽食が中心です。
会場はほぼ貸し切りで、既に生ハムやブルスケッタなどのお料理が用意されています。手前側に見えるオレンジ色の玉は、イタリア中部・南部では良く食べられるアランチーニ(スプリ)です。この日の種類は、モッツアレッラチーズがトマトソースご飯の真ん中に入ったオーソドックスなタイプと、マシュルームが入ったホワイトクリーム味のアランチーニがありました。揚げ立ての熱々のものがテーブルに並び、どれもサービスされるタイミングは完璧でした。
↑ イタリアらしくピザ(ローマ風)もありました。写真の中央奥の丸いお皿にあるものは"ナスとパルメザンチーズのオーブン焼き"です。ナスとパルメザン(パルミジャーノ)の組み合わせはピザにもなりますが、普通のオーブン焼きでもこの食べ物のおいしさと言ったらないです。
↑ プロシュット(生ハム)やサラミです。左側の手前はミニパイで、ピザ味、ジェノヴェーゼ味(バジルペースト)、クアトロ・フォルマッジ(4種類のチーズのミックス)などがありました。
↑ 軽食の後は、デザートが振舞われました。甘いもの好きが多いイタリアと言うことで、デザート類はケーキ、ムース、ゼリー、タルト、焼き菓子と非常に充実していました。この写真は、デザートの時間が終わった後に、結婚記念日のケーキが到着した瞬間です。写真中央で人々が写真を撮っている部分で、テーブルの上にケーキが見えます。(アップの写真はこのページの一番最後に出て来ます)
↑ こちらはパーティ終了後に招待客に渡されます。奥は、額縁に入ったカップルの結婚25周年を祝う言葉がラテン語で記された絵葉書です。手前の小さな袋にはコンフェッティが入っています。イタリアではお祝い事などで配られる砂糖菓子です。
↑ コンフェッティは縁起の良いものです。コンフェッティのバイキングコーナーもパーティ会場の一角にありました。ホワイトチョコレート味、洋梨とリコッタチーズ、オレンジピール入りのブラックチョコレート味などがあり、上にある厚紙の三角の入れ物に入れて好きなだけ自由に持って帰れます。
↑ カラオケの時間もありました。"YMCA"と言うと真っ先に西城秀樹を思い出します。こちらのYoung Manではなく、オリジナルの方のヴィレッジ・ピープルのYMCAがかかると、急に踊り始める人々です。この曲が流行った頃に青春時代を過ごした人達でしょうか。
↑ 最後はイタリアの発泡性ワインのスプマンテで乾杯、カップルがケーキに入刀します。
また素敵な地元のイベントに参加しましたら、こちらでご紹介します!